時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あの時の中国は、今の中国にはいない 日本は中国に助けられた

現在の中国の景気後退ぶりはますます深刻になっているようです。 成長率は下振れし続け、債務の水準や不動産バブルの大きさが日本の90年代前半、すなわちバブル崩壊の時期に似ている。少子化高齢化の進行度合いもかつての日本とそっくり。日本のような長期停…

プライム市場、選別進む 企業価値向上へ看板より身の丈

東京証券取引所の最上位市場「プライム」の選別が順調に?進んでいるようです。 旧東証一部をプライム市場にし、文字通り「プライム」にするためにプライム上場維持へのハードルを上げることにより、プライムからスタンダードに移る企業が増えています。 市…

あすの天気は人工雨  「雲」争奪戦、新たな国家間の火種

いよいよここまで来たか、という感じです。 メキシコでの取り組みが記事で紹介されています。メキシコは2019年の干ばつで起きた農作物の生産被害を踏まえ、国防省や農業・農村開発省が主導して2020年に人工降雨の国家的な計画を始めました。この3年ほどで飛…

サッカー・ルヴァン杯 改革の恩恵

Jリーグ3大タイトルの1つ、YBCルヴァンカップは10月に準決勝、11/4に国立競技場での決勝を迎えます。私も応援するアビスパ福岡がベスト4まで勝ち残っているのはうれしい限り。Jリーグ開幕前年の1992年に始まった大会はギネス記録に認定された「同一スポンサ…

注文の多い料理店、いつまで?欧州は中国に飲まれるか

ちょっと長めの記事ですが、なかなか面白かったです。 宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」。狩りに出て道に迷って腹ペコな2人の若者が入った西洋料理店が「山猫軒」。注文が多い料理店とのことで、店の注文に従い、服を脱いで肌にクリームや塩を塗っていく…

バイデン氏側近、駐日米大使に「中国挑発自粛を」

以前、この時事マラソンでも取り上げた駐日米大使エマニュエル氏の対中批判の寄稿。それをバイデン大統領の側近がとがめたそうです。エマニュエル氏は日経への寄稿にとどまらず、旧ツイッターに中国の国防相や外相が相次ぎ行方不明になった事態を受けて、「…

レアル・ソシエダ1-1インテル 2023_09_20 #50

欧州チャンピオンズリーグ第1節の注目のカード、久保建英の所属するレアル・ソシエダvsインテルの一戦は1-1とドローに終わりました。 戦前の予想通り好ゲームになりました。 インテルは、前年のCLのファイナリスト。惜しくもシティに敗れましたが、インテル…

オリックス3連覇 充実の練習拠点、若手の成長支える

レギュラーシーズン全試合を消化後に優勝が決まった2021年、シーズン最終戦で劇的な逆転優勝を飾った22年とは一転、今季のオリックスは7月上旬から首位を一度も譲らない自力優勝でリーグ3連覇を果たしました。長い連敗が5月の4連敗のみと、5連敗が最長だった…

フェイエノールト2-0セルティック 2023_09_19 #49

いよいよ始まりました。欧州チャンピオンズリーグ2023-24シーズン。今日のマッチデー1は、鎌田のラツィオと悩んだんですが、日本人が4人も登録メンバーに名を連ね、夏に試合を見に行ったセルティックのゲームを見ることにしました。 昨シーズンのオランダリ…

女性登用の本気度が問われる

ちょっと目ん玉が飛び出そうになりました。 第2次岸田改造内閣で女性閣僚が過去最多タイの5人になったから、こっちはいいか、と思ったわけではないでしょうか、副大臣・政務官の計54人に女性がなんとゼロでした。54分のゼロです。 内閣改造前は、副大臣26人…

大の里、破竹の9連勝 新十両記録に並ぶ

以前に取り上げた注目力士の大の里。 もうひとりの新星で先場所11勝を挙げた伯桜鵬は肩のケガで休場しましたが、こちらの大の里は新十両記録に並ぶ初日から無傷の9連勝。日体大時代に2年連続アマチュア横綱、5月の夏場所に幕下10枚目格付け出しデビュー(ふ…

レアル・マドリード2-1レアル・ソシエダ 2023_09_17 #48

スペイン・ラ・リーガ第5節。レアル・マドリードのホームに乗り込んだ、久保建英所属のレアル・ソシエダですが、2-1で敗戦となりました。 代表ウィーク明けのゲームで、見るからにタケ久保は調子がよさそうで、三笘と同じく「要注意人物」ということでマドリ…

農家が8割減る日「主食イモ」覚悟ある?

なかなか興味深い記事でした。 2050年に国内の農業人口が現状より8割減り、生産が激減。2016~21年の収穫量の減少がそのまま続くと仮定すると、ほうれん草は49年にゼロに、大根は2050年に半分に、レタスやかぼちゃは4割減、果物ではサクランボやナシも生産で…

マンチェスター・ユナイテッド1-3ブライトン 2023_09_16 #47

イングランド・プレミアリーグ第5節。マンチェスター・ユナイテッドのホーム、オールドトラフォードに乗り込んだ、三笘薫所属のブライトンは、1-3の見事な勝利をおさめました。 序盤は、というかゲームの大半をホームのマンUが支配をし、流れるような攻撃を…

阪神タイガース、18年ぶりのリーグ優勝 その要因を考える

阪神タイガースが18年ぶりのセリーグ制覇を果たしました。 タイガース優勝の要因ですが、いろいろ挙げられます。この日経のデータ分析もとても面白いです。それ以外では、主力メンバーのポジションの固定や中野拓夢のセカンドコンバート、チームの守備力の向…

上川氏、19年ぶり女性外相 官邸主導への布石

第2次岸田改造内閣の布陣が昨日決まりました。女性閣僚は過去最多タイの5人。その中で、花形閣僚のひとつである外務大臣に上川陽子氏が就きました。上川氏は岸田派所属の70歳。3度も務めた法務大臣の印象が強いですが、米ハーバード大学院出身で、米上院議員…

日本4-2トルコ 2023_09_12 #46

サッカー日本代表の国際親善試合。欧州シリーズの2戦目はトルコとの対戦で、結果は4-2と2連勝で締めくくりました。 日本もトルコも前の試合からのインターバルが少ない中での試合。日本は、ドイツ戦の先発から、伊藤洋輝以外の10人をフレッシュにしました。 …

「中国の時代は終焉」習近平不在を突く米情報戦の吉兆

インドで開催されたG20首脳会議では、開催国のインドの存在感が改めて浮き彫りになりましたが、まだ「主役交代」とまではいっていないものの、中国の低迷が日に日に明らかになってきています。 その間隙を突くように動いたのが、アメリカのバイデン大統領。G…

グローバルサウス、G20の主役を狙う インド首相「声強める」

10日に閉幕したG20。これまでは「G7をけん制する中国のアピールの場」みたいな感じでしたが、前回はインドネシア、今年はインド、来年はブラジル、そしてその次は南アフリカが議場国と、すっかりグローバルサウスの存在感が高まるグループになってきました。…

サッカー日本代表、アウェーでドイツに歴史的完勝

ラグビー日本代表がW杯の初戦を無事に勝利したことにはホッとしましたが、サッカー日本代表のドイツ戦勝利の興奮も一夜明けても覚めません。 それほどまでに4-1というスコアは衝撃的でした。ドイツ代表のベテランFWのミュラーに「今の日本は世界のトップ10に…

ドイツ1-4日本 2023_09_9 #45

ドイツに招かれる形で実現した、アウェーでの親善試合。日本代表は見事4-1と勝利。昨年のカタールW杯での「取りこぼし」を払しょくしたいドイツを返り討ちにしました。 ヨーロッパのチームとなかなかマッチメイクできない昨今では、貴重なドイツ戦。しかも、…

訪日客は何しにコンビニへ?「うまい」日本を再発見

どこかのTV番組をパロディーした表題ですが、日本に滞在しているたくさんの外国人が、決まって利用するのがコンビニ。目を輝かせながら品定めする外国人を見ると、なぜか誇らしげな気持ちになります、と記事はスタートしています。 外国人でなくても、私たち…

ナポリ1-2ラツィオ 2023_09_2 #44

イタリア・セリエA第3節。昨シーズンのリーグ1位と2位の注目の対戦。鎌田大地所属のラツィオは開幕2連敗と苦しいスタート。対するナポリは2連勝でホームにラツィオを迎えました。 立ち上がりからしばらくは、ほぼほぼナポリが試合を支配し、鎌田はほとんどボ…

全国にトラック中継拠点、複数人で輸送 2024年問題に備え

トラック運転手の不足が懸念される「2024年問題」に備え、長距離輸送の貨物を引き継ぐ中継拠点の整備を官民が始めます。 運転手が日帰りできない片道約300~600キロの範囲を目安に出発地と到着地の中間地点に拠点を全国に複数設置。物流量が多い首都圏―宮城…

アーセナル3-1マンチェスター・ユナイテッド 2023_09_3 #43

イングランド・プレミアリーグ第4節。冨安健洋所属のアーセナルは、ホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎える注目の一戦でした。 前節は出場停止でお休みだった冨安。ひょっとしたら先発しないかな…と思って早起きしたんですが、ベンチスタートに。 試…

習主席、異例のG20欠席 主役の座巡り中印が神経戦

中国の習近平国家主席のG20欠席のニュースには少し驚きました。BRICS首脳会議の次はG20で世界にリーダーシップをアピールするチャンスをなぜフイにしたのか、理由を知りたいなと思っていましたが、少しずつ見えてきました。 一番の理由は、今年のG20の開催国…

社外取締役への批判に答える

外部の視点により企業経営のチェック機能を果たす役割を持つ社外取締役。最近のブームともいえますが、同時に課題の指摘も多いと記事にはあります。 まずは「職務のわりに高すぎる報酬」。月1~2回、数時間ずつの出社でいかにも楽そうに見えるが、資料などの…

レンジャース0-1セルティック 2023_09_2 #42

スコティッシュ・プレミアシップ第4節。レンジャースとセルティックのスコットランド2強同士の一戦は、アウェーのセルティックが古橋享梧のゴールでライバルのレンジャースを破りました。 前半は両チーム得点なしか…と思った終了間際に、GKのハートのロング…

今、サッカー界が変わる時 「同意なきキス」問題

せっかくのサッカー女子W杯の盛況とスペイン代表の優勝が、この人の行為によって吹き飛んでしまいました。スペイン・サッカー連盟のルビアレス会長が、スペイン代表の口にキスをするという愚行を働きました。スペインだけにとどまらず、世界各国で性差別がは…

原発処理水放出を評価 、中国対応は「暴挙」 エマニュエル米駐日大使

アメリカのエマニュエル駐日大使が昨日の福島県相馬市への訪問に合わせ、日経新聞に寄稿。東京福島第1原子力発電所の処理水放出を巡り、日本産水産物の輸入停止などに踏み切った中国の姿勢を批判しました。 日本は処理水放出計画において、IAEAなどが実施し…