時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

サッカー・ルヴァン杯 改革の恩恵

Jリーグ3大タイトルの1つ、YBCルヴァンカップは10月に準決勝、11/4に国立競技場での決勝を迎えます。私も応援するアビスパ福岡がベスト4まで勝ち残っているのはうれしい限り。Jリーグ開幕前年の1992年に始まった大会はギネス記録に認定された「同一スポンサーによる世界最長のサッカー大会」で、「ナビスコカップ」という呼称の方がまだ親しみがあります。そのナビスコカップ、もといルヴァンカップが来年から大きくレギュレーションを変更します。

これまでのリーグ戦からトーナメント戦に変わること。さらにはJ1のみからJ3まで参加チームが増えます。20チームから60チームに増え、トーナメント戦になる。これは大きな変革です。

J3のホームにJ1のチームが乗り込むこともあります。普段の観客が2000人程度でも、J1チームがくれば5000人以上にはなる。先日行った、FC今治里山スタジアムなんて、2500人くらいでまあまあにぎわっていたのに、8000人とか来たら捌けるんでしょうか?この捌けるかどうかをやってみる機会が大事です。できたこともできなかったこともはっきりするでしょう。J2、J1を目指すチームならなおさらです。

同じカップ戦で天皇杯があります。天皇杯はアマチュアも参加できる大会で歴史も長く、これはこれでいいと思いますが、J3以上のチームが参加する大会も別にあっていいと思います。野々村チェアマンが書いているように、カタールW杯で痛い目に遭ったPK戦の強化にもつながります。

ヨーロッパでの日本人選手の活躍に、毎日ニュースを賑わせていますが、国内サッカーも負けてはいられません。

 

www.nikkei.com