時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

訪日客は何しにコンビニへ?「うまい」日本を再発見

どこかのTV番組をパロディーした表題ですが、日本に滞在しているたくさんの外国人が、決まって利用するのがコンビニ。目を輝かせながら品定めする外国人を見ると、なぜか誇らしげな気持ちになります、と記事はスタートしています。

外国人でなくても、私たち日本人もコンビニは大好きですし、よく行くと思います。目を輝かせるかどうかは人次第だと思いますが、ドキッとするような商品にはたまに出会います。2年間のインドネシア駐在から福岡に戻ってきて、久々にコンビニに入った時の感動は忘れません。あれもこれもと、2000円くらい一気に買ってしまいました。次の日もその次の日も行ったくらいです。

コンビニをはじめとする日本の「生活インフラ」の芸の細かさは、WBCで来日した選手やメディアの中でも話題になり、チェコ代表選手の妻が驚いた3つの小さなイノベーションが紹介されています。

1つは、温水洗浄便座や排便音を隠す機能を備えたトイレ。2つ目は真ん中で割ると手を汚さずにジャムなどが塗れる容器。3つ目が面白く、エレベーターで行き先階を間違えた時にダブルクリックで取り消せるボタン(笑)確かに、これを最初に知った時にちょっと感動しました。できないエレベーターもたくさんありますが。

コンビニに話を戻すと、アイディア商品だけでなく、商品の鮮やかな色使いも外国人の目を引きます。果汁関連の組や飲料なども、日本語が読めなくても一目瞭然のデザインで手に取りやすい。無印良品の製品もそうですよね。海外でもパッケージがほとんど変わりません。

「安い」ニッポンより「うまい」ニッポン。値段以外にも勝負できるポイントはありますよね。

 

www.nikkei.com