時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

サッカー日本代表、アウェーでドイツに歴史的完勝

ラグビー日本代表がW杯の初戦を無事に勝利したことにはホッとしましたが、サッカー日本代表のドイツ戦勝利の興奮も一夜明けても覚めません。

それほどまでに4-1というスコアは衝撃的でした。ドイツ代表のベテランFWのミュラーに「今の日本は世界のトップ10に入るほど。そして現時点で僕たちはそこにはいない」と言わしめたくらいでした(FIFAランキングはドイツが15位、日本は20位)。試合開始早々に、GKのテアシュテーゲンが自陣ゴール前でパスミスし、日本にビッグチャンスがおとずれました。惜しくも決めれませんでしたが、スペイン・バルセロナの正GKらしからぬミス。彼だからこそ4失点にとどまったくらい好セーブは見せていましたが、それでもショックだったでしょう。

その後の失点シーンなども、ドイツらしからぬミスを連発。ベンチのハンジ・フリック監督もベンチの表情は凍り付いたままで、試合後に監督解任を発表しました。明日12日のフランス代表戦後の解任かなと思っていましたが、それも待たずでした。これだけでも今回の敗戦のショックさを感じます。

昨日の朝はライブで見ましたが、夜にNHKプラスでもう1回試合を見ました。昨日アップしたマッチレビューでも書きましたが、「誰かひとり」と言われれば、試合のマンオブザマッチは冨安健洋を選びたいです。1点目の起点となった右足でのサイドチェンジ、2点目も冨安の左足からの正確なパスでした。彼は「利き足はどっち?」というくらい、右も左も精度が高い。中短距離も長距離も自由自在です。

それともうひとりどうしても挙げたいのが、久保建英です。本人は体調が最高によく、リーグ戦でもゴールやアシストを量産していたので、まさか先発を外れるとは思っていなかったようですが、それでもあの短い時間で2つのゴールに絡むなんて、ただモノではないです。昨年のカタールW杯は先発で出て、早い段階で交替というパターンが多かったですが、昨日のプレーを見ると、後半に「ラスボス登場」となった方が相手は嫌なんではと思いました。

明日のトルコ戦。メンバーはガラッと変わるでしょうが、楽しみにしています。

 

www.nikkei.com