イングランド・プレミアリーグ第29節(延期分)、アーセナルとチェルシーの一戦は、5-0でホームのアーセナルが大勝しました。
バイエルンとのCL準々決勝で負けたアーセナル。次のウルヴァーハンプトンとのアウェーゲームは0-2で勝利し、リーグタイトル獲得に向けて再発進。チェルシー、トッテナムと続く、4月最後の2試合はとても大事な試合になります。
8試合負けなしと調子を上げてきたチェルシー。欧州カップ戦出場権獲得というモチベーションもあり、ホームとはいえ苦戦が予想されたアーセナルでしたが、蓋を開けてみれば5-0と一方的な試合に。
前半4分に、ライスのパスを受けた、この日先発のトロサールがGKの狭いニアを抜く(GKは怒られるやつ)シュートで幸先よく先制。
前半はこの1点だけでしたが、後半にゴールラッシュ。ハバーツとホワイトが2点ずつとり、計5得点+クリーンシート(無失点)。
前節ベンチからも外れた冨安健洋が元気に先発。途中、足首を思いっきり踏まれ、ちょっと心配しましたが、後半28分までプレー。右サイドのマドゥエケのスピードに手を焼き、突破を許すシーンが2つほどありました。本調子ではなさそうですが、ゴール前でシュートチャンスがあったり、いいパスカットがあったり、及第点と言っていい出来でした。昨年はシーズン終盤の優勝争いをしている時にプレーできませんでしたから、それを思うと、欠場時期はありましたがまずまず充実したシーズンを送れてそうです。
これでアーセナルは勝ち点を77まで伸ばし、2位のリヴァプールより1試合、3位のシティより2試合消化試合が多いですが、単独首位になりました。
今シーズンも残り4試合。トッテナム、ボーンマス、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンと気が抜けない試合が最後まで続きます。