時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人権問題、ピッチ外でも 「多様性示す帽子」巡り波紋

サッカーW杯の開催地カタールでの性的少数者や移民労働者の人権問題についての波紋がじわじわ広がっています。 ピッチ内では、性的少数者への差別撲滅を訴える「ワンラブ」と書いた腕章を欧州の7か国のキャプテンが着用してW杯に出場する予定でしたが、FIFA…

中国ゼロコロナ、緩和策が市民に届かず主要都市で抗議

国際政治学者のイアン・ブレマー氏が2022年の10大リスクとして「中国のゼロコロナ失敗」を挙げていましたが、年末に近づいてきてかなり表面化してきたようです。 ゼロコロナ政策への抗議活動、具体的には政府の打ち出した緩和策を地方レベルで実現できず、そ…

サッカー日本代表、堅守崩せず 一瞬のミス、一撃に沈む

これがサッカーの面白いところでもあり、恐ろしいところでもあります。格上のドイツ撃破の勢いそのままに、実力的には日本と変わらないコスタリカなら優に勝てる、そうは問屋が卸しませんでした。 日本代表は、アジアでの戦いでも昨日みたいにがっちり引かれ…

オーケー、悲願の関西進出 買収資金で東大阪に出店

首都圏地盤のディスカウントスーパー、オーケーが2024年3月末までに関西に出店します。本当は、関西スーパーの買収を足掛かりに関西進出する腹積もりでしたが、2021年にH2Oとの争奪戦に敗れ断念。しかし、オーケーの二宮社長は23年頃の進出を目指すと表明し…

日本初戦 ドイツに金星

日本の初戦、ドイツ戦を予想した時に「最悪負けても構わない。ドイツ相手でも十分戦える、という手ごたえをつかんで、2戦目のコスタリカ戦が勝負!」と書きました。 前半に、GKの権田の反則からPKを与えてしまい、ドイツに先制を許しました。前半、守備の連…

ゴールへの道、鎌田切り開け 今夜ドイツ戦

4年に一度のサッカーの祭典、W杯カタール大会が始まりました。先日アップした大予想で「アジア勢の躍進」を挙げましたが、開幕戦でアジア王者で開催国のカタールが0-2でエクアドルに負け、FIFAランクでアジア最上位のイランがイングランドに2-6と粉砕しまし…

脱少子化へ家族再定義 「まず結婚」が招く日本の少子化

世界で人口減少にあらがう国の多くは、多様な生き方を認め、世の中全体で助け合う寛容な社会をつくろうとしています。 その右代表のような国がデンマークです。サッカーW杯で私が優勝候補に挙げているデンマーク。いよいよ今日初戦を迎えます。そのデンマー…

新「日英同盟」が映すもの

サッカーW杯カタール大会がいよいよ始まり、オープニングマッチは南米のエクアドルが開催国のカタールを2-0で下しました。今晩の2日目は、4年前の前回大会ベスト4で得点王にもなったケーンを擁するイングランドが早くも登場します。その英国と日本の連携強化…

サッカーW杯カタール大会大予想!

4年に一度のビッグイベント、サッカーW杯カタール大会の開幕まであと2日になりました。 これまでのW杯直前に比べて盛り上がりはイマイチですし、昨日のカナダとのテストマッチは1-2で負けるし、いろいろと暗雲立ち込めてきていますが、始まってしまえばもう…

全面衝突、偶発リスク ポーランド着弾、NATOで初の死者

北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランド領内に15日にミサイルが着弾し2人が死亡した事件は、ウクライナでの戦闘が偶発的に全面戦争の引き金となるリスクを浮き彫りにしました。今回はロシアによるポーランドへの直接的な攻撃の可能性は低く、米政府はウ…

ロシア軍ミサイル、ポーランド着弾、2人死亡か

朝刊掲載締め切り後のニュースですが、これを取り上げないわけにはいきません。AP通信は15日、米政府高官などの話として、ロシア軍によるウクライナへのミサイル攻撃が国境を越えて、隣接するポーランド東部の村に着弾し2人が死亡したと報じました。ポーラン…

共和、上院の激戦州で連敗、トランプ氏に遠心力も

インドネシアでの米中首脳会談や日米韓首脳会談を取り上げようかとも思いましたが、バイデン大統領と習主席が笑顔で握手している写真が公開された以外は、それほど内容がなかったのでこちらにしました。 米中間選挙の与党・民主党が、下院は共和党に奪われそ…

日韓、なぜ歩み寄り?3年ぶり首脳会談

岸田首相は13日、訪問先のカンボジアの首都プノンペンで韓国の尹錫悦大統領との首脳会談に臨みました。日韓首脳の正式な対面での会談は2019年12月以来およそ3年ぶりになります。 お題にもある通り、日韓はなぜ歩み寄ったのかですが、北朝鮮の相次ぐ挑発や中…

米テック企業、人員削減2.8万人 拡大路線が「逆回転」

米テクノロジー企業による人員削減が広がっています。 フェイスブックなどを運営しているメタは9日、世界で1万1000人超を削減したと発表。社員の8人に1人が8日に同社を去りました。他にも、イーロン・マスク氏が買収したツイッターは4日に社員をおよそ半分に…

インドネシアなど、東南アジア、国産ワクチンに力

インドネシアやタイなど、東南アジア各国が新型コロナウイルスワクチンの国産化に力を入れています。 インドネシアのジョコ大統領は、国営製薬会社ビオ・ファルマが開発した新型ワクチン「インドワク」の接種を始めると発表しました。インドワクは、イスラム…

「黄金の3年」は3か月だった

岸田政権が7月の参院選を迎える前、政官界では「黄金の3年間」がはやりました。昨年の衆院選に続いて参院選に勝てば2025年まで国政選挙はなく、岸田首相は腰を据えて政策に取り組める3年間の時間を手にする、と記事の冒頭にありますが、置かれた環境としては…

認定NPO法人、3割が収入1000万円未満 寄付文化の醸成課題

今朝の日経は、社説にもNPO法人のことが取り上げられており、「今日はNPOの日?」と思ってしまいました。 全国に約1200ある認定NPO法人のうち、3割超の団体の年間収入が1千万円未満にとどまることが7日分かりました。非営利の社会貢献活動に取り組むNPO法人…

兵役から復帰のボクシング・ロマチェンコ、戦禍の母国に勝利を届ける

これまでに五輪を連覇し、プロでも3階級を制覇。全階級で最高のボクサーを定めるパウンド・フォー・パウンドでの1位にランクされた、ウクライナの元最強ボクサーのワシル・ロマチェンコが兵役につき、機関銃を携えた軍服姿が今年2月下旬に報道されたことは多…

ドイツ流「価値観外交」関係強化、進む対日シフト

日本とドイツの距離が縮まっています。メルケルさんが首相だったころは、サミットくらいしか来日しませんでしたが、ショルツ首相が4月に首相としては初来日し、今月1日にはシュタインマイヤー大統領が、昨日3日はドイツで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)…

G20など国際会議、東南アジアで集中開催

世界の主要な先進国と新興国が参加する3つの大きな国際会議が、11月という短期間に集中して開催されるというのはとても珍しいとのことです。 まずは、11~13日にASEAN首脳会議がカンボジアのプノンペンで行われ、次に15~16日にはインドネシアのバリ島でG20…

麻生氏訪韓、尹氏と会談調整 徴用工解決策探る

日経新聞の記事は見逃しそうなくらい小さかったですが、神戸新聞には2面にしっかり掲載されていました。 自民党の麻生副総裁が今日から3日までの日程で韓国を訪問する方向となったことが1日、複数の政府、与党関係者が明らかにしました。 日韓間の懸案となっ…

中国離れ、止まらぬ中・東欧 ロシア擁護に反発と怒り

中・東欧諸国で中国離れの動きが勢いづいています。2010年代前半、中・東欧は経済協力への期待から中国に接近しましたが、次第に「中国熱」は冷め、中国がロシアのウクライナ侵略を非難せず、かばうような言動を続けていることが決定打になっているようです…