時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

オリックス3連覇 充実の練習拠点、若手の成長支える

レギュラーシーズン全試合を消化後に優勝が決まった2021年、シーズン最終戦で劇的な逆転優勝を飾った22年とは一転、今季のオリックスは7月上旬から首位を一度も譲らない自力優勝でリーグ3連覇を果たしました。長い連敗が5月の4連敗のみと、5連敗が最長だった阪神タイガースよりさらに大崩れしない安定した戦いぶり。

大黒柱の吉田選手がメジャーに旅立ち、戦力ダウンが心配されましたが、西武ライオンズから移籍の森選手や、不動の4番に成長した頓宮選手などが、その穴を補って余りある活躍。自慢の投手陣はさらに厚みを増し、山下投手が開幕投手を務め9勝を挙げ、育成出身の6年目右腕、東投手も無傷の6連勝で、終盤戦の大きな戦力になりました。

そんな若手の活躍を支えたのが、大阪市此花区舞洲にある充実した練習拠点です。6人が投球練習できるブルペン、豊富な器具をそろえたトレーニングルームなどを備えた舞洲では、若手が実力を蓄え、雌伏の時を過ごします。

セリーグ覇者の阪神タイガースも、2軍の練習拠点を西宮市の鳴尾浜から、尼崎市の小田南公園に移し、ゼロカーボンベースボールパークが2025年に誕生します。

在阪の2球団が日本のプロ野球界を引っ張っていく時代もすぐそこかな?? 

 

www.nikkei.com