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社外取締役への批判に答える

外部の視点により企業経営のチェック機能を果たす役割を持つ社外取締役。最近のブームともいえますが、同時に課題の指摘も多いと記事にはあります。

まずは「職務のわりに高すぎる報酬」。月1~2回、数時間ずつの出社でいかにも楽そうに見えるが、資料などの読み込みや取締役会以外の会議への出席も多く、株主総会では容赦ない質問も浴びせられるそうです。

次に「経営に物申すのが仕事なのにイエスばかり言っている」という批判。これは誤解が多く、実際は取締役会における社外取の発言は数多く、厳しいとのこと。まあ人によるとも思いますが…。

さらに2つほど、批判に対する反論が書かれています。この記事を読む限りでは、外野から見ているよりは大変そうな社外取締役の仕事ですが、そんなに大変なら、よく他の仕事と両立しているなとも思いました。他社の社外取を掛け持ちしている人もいるでしょうし、もちろん本業もあります。それらもやりながら、できるものかなと。専任ならやって当然ですが、あくまで「社外」ですから。あんまりすっきりしない社外取締役のシステムだなと感じます。

 

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