時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

日本

都内マンション1億円超 パワーカップルけん引

東京都内の新築マンションの価格高騰が続いています。 不動産経済研究所が発表した調査によると、2023年度の東京都23区内の平均価格が、前年度比5.7%高の1億464万円と年度で初めて1億円を突破しました。平均で1億円ですから1億円以上がゴロゴロあるというこ…

大阪万博「やる、やれる」胸突き八丁の万博

「昨年初めに比べるとものすごく楽観的。これはやる、やれると」と言ったのは、関西経済連合会会長の松本正義氏。大阪万博の機運醸成委員会総会後の記者会見で、この委員長も務めている重鎮さん。機運を醸成するための委員会をつくらないといけないくらい、…

預金60兆円、大都市が吸引 試練の地域金融

だいぶ前にも取り上げたことのある「相続資金争奪戦」。以前と違って今は「金利のある世界」が現実味を帯びてきていますから、余計に預ける預金者も受けての銀行も敏感に反応しそうで、とても興味深いです。 親が亡くなり、子が相続をすると、親が地方に住ん…

がんばれ、新社会人!「脱デフレ世代」に期待

きょうは4月1日。4月1日が月曜日なんて、ちょっと気分がいいですね。でも新社会人は気が重いか…。多くの会社で入社式が行われることと思います。 「今年の新入社員はどんなタイプ?」という民間調査があります。3つの調査会社がリレー方式で発表していて、最…

金利のある日常 どう変わる?

日銀は19日、マイナス金利政策の解除を決めました。インフレが定着して賃上げ率も33年ぶりの高水準となるなかで、金利がある世界の復活が近づいてきました。私たちの日常の、何がどう変わっていきそうか、簡単にまとめたいと思います。 ・住宅ローン金利が上…

出生率0.72の韓国と高校球児が7割減る日本

月曜日はいつも取り上げる記事に困るのですが、今朝はパッとこの2つが目を引きました。 韓国の「超少子化」は日本でもよく報道され、ある意味「お馴染み」のニュースです。 先日2/28に23年の合計特殊出生率が0.72と発表されました。いつも思いますが、日本の…

鷲津政彦がいたら今の日本に投資するか?

真山仁さんが日経紙面に登場してくれるなんて、さすがうるう年の2/29です(全然関係ない)。 真山さんは、読売新聞社での新聞記者をを経て、経済小説を主戦場に小説家デビュー。2004年に激しい企業買収の世界を赤裸々に描いた「ハゲタカ」が大きな話題を呼び…

夫婦1組の子ども増を 出生数急減、要因や対策

厚生労働省が昨日発表した2023年の出生数(速報値)は758,631人で、前年から5.1%減少しました。5年で5%減でも大事なのに、1年で5.1%ですから衝撃の数字です。2016年以降のペースを維持したとしたら、2035年にも50万人を割ります。2050年なら「まだちょっと先…

京アニ放火殺人事件、青葉真司被告に死刑判決

36人が死亡した2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告の裁判員裁判の判決公判が25日、京都地裁で開かれ、増田啓祐裁判長は被告の刑事責任能力を認め、「極刑を回避する事情はない」として求刑通り死刑を言い渡しま…

「文句があるなら代案出せ」 会議で激高「6秒」待てず

舞台は、東京都内にある大手インターネットサービス会社の会議室。 2016年6月のある日の夕方、40代の男性が部長として率いるチームの7人が定例会議に臨んでいました。上層部の指示で大幅に引き上げられた月間の売り上げ目標。どうやって達成するか。営業方針…

石川県輪島の中学生258人、集団避難開始

能登半島地震で深刻な被害が出た石川県輪島市内の中学生258人が17日、県南部の施設に集団で非難しました。被災地の校舎は避難所に使われ、学校再開のめどが立たない中、安全な場で学習機会の確保につなげたいとの意向です。 集団避難をするのは3校ある市立中…

郵便料金が窮余の値上げ 封書110円、はがき85円に

郵便料金の大幅値上げに向けた議論が始まりました。 総務省は、25g以下の定型封書を84円から110円に、50g以下の定型封書も94円から110円に。そして、はがきは現在の63円から85円に引き上げる方針で、日本郵便は省令改正を受けて来秋にも値上げする方針です。…

警察庁長官、歌舞伎町を視察 悪質ホスト取り締まり強化

悪質ホストクラブに通う女性が借金を背負い、売春などをする問題を受け、警察庁の露木康浩長官は昨日27日、多数のホストクラブが集まる東京・新宿の歌舞伎町を視察しました。視察後、取材に応じた露木長官は「女性からの搾取をなくさなければいけない」とし…

スマホ送金「ことら」、1年で1300億円 若年層を開拓

みなさんは「ことら」って使っていますか? 私は、メインで使っている銀行口座のよく見えるところに「ことら送金」とあるのは知ってたんですが、全く気にも留めておらず使っていませんでした。 使っておられる方には「今更」ですが、ことらは大手銀行が主導…

日本のGDP、ドイツに抜かれ4位転落

日本のドル換算での名目GDPが2023年にドイツを下回って4位に転落する見通しであることがIMFの予測で分かりました。 1位はアメリカで前年比5.8%増の約26.9兆ドル。2位が中国で同1.0%減の17.7兆円。3位がドイツで同8.4%増の4.4兆ドル。そして4位が同0.2%減の4…

改革モデル校、麹町中の岐路 支援か指導か、広がる波紋

数々の思い切った改革で注目を集めたきた東京都千代田区の麹町中が岐路に立っています。 2014~19年度に校長を務めた工藤勇一氏(現在は横浜創英中・高校長)の下で大胆な改革を進め、工藤氏の退任後も改革路線は維持されましたが、今年度に変化が起きました…

農家が8割減る日「主食イモ」覚悟ある?

なかなか興味深い記事でした。 2050年に国内の農業人口が現状より8割減り、生産が激減。2016~21年の収穫量の減少がそのまま続くと仮定すると、ほうれん草は49年にゼロに、大根は2050年に半分に、レタスやかぼちゃは4割減、果物ではサクランボやナシも生産で…

東海道新幹線、ワゴン販売終了 車内持ち込み増加で

JR東海は8日、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内ワゴン販売を10月末で終了すると発表しました。 飲食物の持ち込みの増加で車内販売は減少傾向にあり、販売員の人手不足にも対応します。代わりに駅のホーム上の自動販売機を増やすほか、11/1からはグリ…

運転手名と顔、非表示へ 「カスハラ」など予防

タクシー車内に掲示する「運転者証」のルールが変わり、氏名や顔写真が乗客からみえないようになります。乗客がスマホで撮影した運転者証をSNSに投稿するなど、顧客から従業員への迷惑行為「カスタマーハラスメント」につながる懸念が強まったためです。 改…

全裁判官が異例の個別意見 トイレ使用制限訴訟

戸籍上は男性だが性自認は女性の性同一性障害の経済産業省職員に対するトイレの使用制限を巡る訴訟で最高裁が11日、国の対応を違法とする初判断を示しました。 今回の訴訟で問題となったのは、トイレの使用を制限した経産省が根拠とした女性用トイレを使う他…

両陛下、結婚30年 支えあい苦楽とともに

天皇・皇后両陛下の結婚から、今日でちょうど30年だそうです。それはそれはおめでとうございます! 1993年1月に婚約会見をされ、6月にご結婚。1989年に昭和天皇が崩御し、91年にバブルが崩壊。私が大学生になったのがその頃で、日本がどよんと沈んでいたのを…

少子化対策財源「消費税も議論対象に」十倉経団連会長

経団連の十倉雅和会長が日本経済新聞とのインタビューで、政府が進める少子化対策の財源について「消費税も当然議論の対象になってくる」と述べました。 政府・与党では、自民党の茂木幹事長が4日、「社会全体で支えるとなると様々な保険料も拠出は検討しな…

上智短大部、25年度から募集停止「志願者減」

ここにきて、大学の募集停止が相次いで発表されています。 3月には、3月に恵泉女学園大学(東京都多摩市)、今月17日には神戸海星女子学院大学(神戸市)がそれぞれ24年度以降の募集停止を公表しました。そして、神奈川県秦野市にある上智大短大部も2025年度…

大阪のカジノIR、政府が認定へ

政府は14日にもカジノを含む統合型IRリゾートをめぐり、大阪府と大阪市の整備計画を認定する方向で最終調整に入りました。認定が実現すれば第一弾となります。一方で、長崎県の計画に関しては、事業資金確保のスキームに不透明さが指摘され、今回は認定が見…

激動期、学びを自信に 新社会人へのメッセージ

今日が入社式の会社も多いかと思います。新たに社会人になる人たち、おめでとうございます! 池上彰さんが新社会人へのメッセージを書かれています。夢も不安も両方頂いているでしょうが「恐れることはありません」とあります。世の中は想定外のことばかりで…

2022年の出生数80万人割れ、推計より11年早く

厚生労働省は28日、2022年の出生数が外国人を含む速報値で前年比5.1%減の79万9728人だったと発表しました。80万人割れは比較可能な1899年以降で初めてで、国の推計より11年早いそうです。出生数は7年連続で過去最少を更新。22年の出生数は19年の89.9万人より…

首相がLGBT関係者と面会、法整備へサミット前に強まる圧力

岸田首相は17日午後に、LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と官邸で面会しました。元首相秘書官の荒井氏による差別発言に関し、「極めて不適切なものであり、不快な思いをさせたことに対し心からおわびを申し上げたい」と陳謝しました。しかし、岸田首相…

日銀総裁なぜ辞退?雨宮副総裁の2つの信念

政府は日銀の黒田総裁の後任に、経済学者である植田和男元審議委員を指名する人事を固めたというニュースが先週広がりました。意外な人選だったようですが、新聞紙上などで本命として名前が挙がっていた、雨宮副総裁がなぜ政府の打診を固辞したのか、そこに…

相続財産、投資に回す秘策あり

マネックスグループ・グローバルアンバサダーのイェスパー・コール氏が「相続税を投資に振り向ける仕組みを構築してはどうか」と、とても興味深い提言をされています。 日本が貧しくなったと言われて久しいですが、基本的なマクロ経済の現実として、日本は過…

同性婚巡る発言、欧米メディア「政権に打撃」

同性婚を巡り差別発言をした荒井首相秘書官の更迭を欧米の主要メディアも相次いで報じています。荒井氏の発言内容はあまりに酷く、文字にするのも躊躇するくらいです。 英BBCは「日本は性別役割分業や伝統的な家族の価値観に縛られ、G7で唯一同性婚を認めて…