セパックボラの日記

時事、サッカー、旅、インドネシア。見たこと、考えたことを記録しています。

時事マラソン #1825 インドネシア新首都、移転暗雲でも止まらぬ開発 公務員まだ2000人

2日続けての「インドネシア」です。

昨日8/17はインドネシアの81回目の独立記念日。インドネシアで最も重要で大切にされている日です。終戦の2日後に独立を宣言しました。その独立記念日の式典ですが、今年も開発中の新首都ヌサンタラでは開かれず、2年連続ジャカルタ開催となりました。

2019年にジョコ前大統領が、ジャカルタに集中する人口や経済を分散させ、環境負荷の軽減や地方の活性化のため、首都をカリマンタン島東部のヌサンタラに移転する計画を打ち出します。2024年8/17、ジョコ政権最後の独立記念日の式典は、何とかギリギリ完成させたヌサンタラの大統領宮殿をメイン会場に実施しました。

それから2年。記事にある動画も見ましたが、都市機能はかなり拡充されています。建物自体は相当できています。ユニークなデザインの巨大モスクや総合病院、学校など生活インフラも整いつつあり、観光客もいるようです。

しかし、肝心の「人」があまりいません。昨日触れました「学校給食無料事業」など、プラボウォ現大統領の目玉政策への予算を拡充させており(それでも当初よりは減らしていますが)、首都移転の優先順位が大幅に下がっているからです。当初は24年7月から本格化する予定だった公務員の移住も延期が続き、現在は行政機関ヌサンタラ庁の職員ら2000人規模にとどまります。市内の省庁の建物や公務員住宅は閑散としているそうです。

2028年には政治機能をヌサンタラに移転する方針をプラボウォ氏は示しますが、ジャカルタの大統領宮殿の敷地内に新庁舎を建設する計画を明らかにするなど、言っていることとやっていることがあべこべ。「住人なき巨大都市」はどうなっていくんでしょうか。

 

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英プレミア/コミュニティシールド/アーセナル3-0マンチェスター・シティ 2026_8_16 #51-246

英プレミアリーグの開幕を告げる前哨戦、昨季覇者のアーセナルとFAカップ王者のマンチェスター・シティが対戦したコミュニティ・シールド。

結果は、アーセナルが3-0で完勝、まずはタイトルを1つ獲りました。

アーセナルのいいところばかりがでた試合内容でした。

アーセナルのキックオフ直後の攻め上がりから、「おっ行きそうだな」と思わせ、その流れの中からわずか開始24秒で、左SBのカラフィオーリが決め、先制。

28分には、ウーデゴールの右サイドからのクロスをツォリスが折り返し、中央にいたハバーツがヘッド。よく見る光景で2点目。

後半早々の48分には、左サイドのツォリスからの折り返しを受けたウーデゴールが、落ち着き払ってドンナルンマをかわし、決定的な3点目をとりました。

大型補強の1つのブルーノ・ギマランエスが攻守に躍動。ライスとはまた違ったタイプで、ボールに絡む回数も多く、すでに連携も抜群。

トルコに移籍をしたトロサールと入れ替わる形で、クラブ・ブルッフェから加入したツォリスも、2アシストと結果を出し、マルティネッリの状況いかんでは、どっかと左WGに座りそうです。

そして何と言ってもウーデゴール。W杯でもノルウェー代表を引っ張りましたが、攻撃での違いを出すのはもちろん、危ないところで相手からボールを何度もかっさらい、シーズンも続ければバロンドールも…と思わせてくれる活躍ぶりでした。

今シーズンは、シティをメインでプレミアを見ようと決め、この日が「初戦」でしたが、残念な結果に終わりました。

長らくグアルディオラ監督が率いてきましたが、マレスカ監督にかわり、どんなサッカーをするかなと。チェルシーなどでもやっていた3・5・1で、5の真ん中にコバチッチを置くシステムでしたが、あまり機能しませんでした。

シティの目玉移籍のエリオット・アンダーソンの存在感がほぼなく、ポジションの問題なのか、W杯疲れが残っているのか…。

ハーランドも休み明けすぐで、多くを望むのは無理で、逆に交代で出たマルムシュは右に左に動きボールをたくさん触り、いい感じでした。私がシアトルで見たW杯(イラン戦)は全然でしたが、出場機会も増えそうです。

セメンヨとドクの両WGはシティの看板ですが、この日はおとなしめ。ドクの負傷交代が気がかりです。

今後のシティの見どころは、「ボランチどうするか問題」に当面なりそう。コバチッチでいくのか、アンダーソンにするのか、はたまた2ボランチにするのか、ここらが見どころになりそうです。

時事マラソン #1824 インドネシア、「8000万人給食」予算3割減に 放漫財政懸念に配慮

インドネシア政府は2027年予算案で、プラボウォ政権の目玉政策である高校生までの約8000万人を対象にした「学校給食無料事業(MBG)」の歳出を26年の当初予算比で3割近く減らしました。

14日公表した27年の予算案は、歳出が26年予想比で7%増の約4100兆ルピア(約36.7兆円)、歳入が9%増の約3400兆ルピアと見込み、財政赤字はGDP比で2.4%と、法定上限の3%や26年の見込み値2.85%も下回る見込みです(日本はちなみに4~5%。チーン)。放漫財政に対する金融市場の懸念や国民の反発に配慮した格好です。

そして、MBGへの歳出は約240兆ルピアとし、26年当初予算(335兆ルピア)から大幅に削減しました。MBGは、受給者が6000万人規模に拡大しましたが、3万人以上が食中毒になり、6月には管轄庁の元長官が汚職容疑で逮捕される始末。国民の不満が強まっています。

240兆ルピアに予算を減らしたとしても、歳出に占める割合は約6%と、そもそもが非常に大きな予算です。インドネシアの将来を担う子どもに関する事業であることはもちろん、国の「メガプロジェクト」でもあることから金融市場の動向も意識せざるを得ません。

 

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時事マラソン #1823 秋篠宮さま、改正皇室典範「考えるところある」 天皇陛下発言に賛同

秋篠宮さまは昨日、パラグアイ訪問を前に記者会見に臨まれました。その席で、今般の改正皇室典範について問われ、「私も生身の人間であり、私自身もいろいろと思うことはある。なかったらおかしい」と語りました。

6月に天皇陛下が「国民の理解を得られるものになることを望んでいる」と言及したことにも触れ、「陛下が話されたことはもっともだと、その通りだと思っている」と述べ、具体的な言及となると「それ(皇族の意向表明)をどうやって発信することができるか。法律と関わってきた場合にどうするか、その辺の関係は非常に難しい」「世の中は進歩していくことが大事。常にどうあったらいいのかを、いろんな人が考えていくことは大事じゃないか」とも述べました。

さらには女性皇族の役割を尋ねられた際には、「皇族の役割は社会の要請を受けて、務めを果たしていくことだと思う。女性・男性の区別はないと考えている」とも。

これらを総合すると、今回の皇室典範改正への不満を隠し切れないのが分かります。自分たちの思いにもっと耳を傾けてほしかったが、傾けてもらえなかった。「女性と男性の区別はない」と述べているところもポイントです。今回の制度改正でできた皇室を取り巻く環境は、社会との乖離があるが、当事者であるはずの自分たちで決めることはもちろん、意見表明もろくにできない。辛いお立場を察します。

これを聞いて、高市首相をはじめとする保守派と言われる人たちはどう感じているんでしょうか。保守なのに、皇族が願っている環境と違うことをやって満足している。何だか、よく分からなくなってしまいました。

 

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時事マラソン #1822 AIに聞く26年末10大予想 ChatGPT「国内時価総額1位はソフトバンクG」

AIは過去の事例を引っ張ってくるのはお手の物ですが、未来予測にはどれほどたけているのか。日経新聞社が7月末、米主要3社のAIのブラウザー版で、政治やエンタメ分野について10個の質問をしました。

まず、12/1時点の終値で国内で最も時価総額が大きい企業は?と予測させたところ、チャットGPTはソフトバンクG、ジェミニは三菱UFJ、クロードはトヨタ自動車を挙げ、3つのAIで予測が分かれました。日経平均も、(さきほどの問いと同じ順番で)70,800円、65,000円、63,000円、ドル円も157.5円、155円、158円と、予測がまずまず分かれたのが興味深いです。

ノーベル賞受賞者も紅白初出場者も今年の漢字も予測が分かれた一方、3モデルとも答えが一致したのが米大リーグ・ナ・リーグのMVP。3モデルとも、ドジャースの大谷翔平選手が5度目の選出を果たすと予測しました。

高度な予測や根拠も示す一方で、紅白の初出場者の予測で、出場済みの選手を選ぶなど単純ミスも見られたのはご愛敬。賢いAIですから、予測精度もどんどん上がっていくのでしょうか。

 

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時事マラソン #1821 トヨタ奥田碩氏が死去 グローバル化を推進、自動車世界最大手の礎築く

トヨタ自動車元社長で経団連の会長も務めた奥田碩(ひろし)氏が8日、老衰のため亡くなりました。93歳でした。

創業者・豊田喜一郎氏の子どもの世代、章一郎会長・達郎社長の時代に、達郎氏が社長就任わずか3年で病に倒れ、奥田さんの登板となりました。1995年に、創業家以外から28年ぶりに社長に就きました。ちょうど私が社会人になった頃で、「豊田さんと違うんや」と思ったことを覚えています。

それにしても、トヨタは今の時代も頑張っていますが、あの頃が一番輝いていたように思います。1997年にハイブリッド車の先駆けとなった「プリウス」が誕生。当時勤めていた会社の営業車の大半がプリウスに置き換わっていきました。若者層をターゲットにした小型車「ヴィッツ」などの開発・販売も主導。トヨタを世界有数の自動車メーカーへ押し上げる土台を築きました。

2002年には、旧経団連と旧日本経営者団体連盟(日経連)が統合した経団連の初代会長に就任。国際協力銀行総裁や政府の要職にも就きました。

「三河モンロー主義」と言われた内向きの経営スタイルを一新し、グローバル化に舵を切り、米自動車業界からは「奥田は何と言ったのか」と発言内容が常に注目され、世界から恐れられる存在でもありました。

平成を代表する経営者がまたひとり亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

 

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時事マラソン #1820 NEC、AIエージェント「17人」で新部署 無人組織が業務自動化を推進

NECはAIだけが在籍する無人部署「コーポレートAI・ワークフォース部門」を1日付で新設しました。コーポレート部門内にあり、人事や法務、IT、サイバーセキュリティなどと同列の部署としての位置づけです。

部署内には、得意分野を持つ17人のAIエージェントに部門長やマネージャーといった役職をつけて人間と同じように管理や業務執行を担わせます。「人間と同じように」といっても、無人の部署で人間はいないので、果たして17「人」と言っていいんでしょうか(笑)。

具体的には、営業や人事などの他の部署が自動化したい業務についてAI部署に伝えると、タスク内容に応じた最適なAIエージェントを生成、発注元の部署の業務負担を減らします。一般に企業がAIを活用する場合、部署ごとに運用することが多いですが、NECはこの新部署が司令塔になり、全社のAIを運用します。知見などもどんどん蓄積されますし、各部署とのやり取りや、AI同士の議論などや意思決定の過程も記録されます。今後はNECのような組織が主流になるかもしれません。

NECはAI組織を運用して得たノウハウを外部提供することも今年度中に始めるなど、この分野での存在感が高まりつつあります。

 

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時事マラソン #1819 高齢者医療費の窓口負担拡大、医師の6割が「賛成」 持続性に危機感

日経新聞などの調査で、医師の6割が高齢者の医療費負担の窓口引き上げに賛成していることが分かりました。

医療費の窓口負担は現在、原則として現役世代が3割、70~74歳が2割、75歳以上は1割。70歳以上で現役並みの所得があれば3割、75歳以上で一定以上の所得があれば2割となります。

現役世代と同じ3割負担の高齢者を増やす方針について、医師の64%が「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えました。賛成の理由を複数回答で聞いたところ、「医療保険制度の持続可能性を高めるため」が最も多く、61%が選びました。医療保険制度の持続可能性については、医師の78%が「危機感を感じている」と答えました。病院勤務医の68%が賛成で、診療所開業医は50%と差があるのは、病院勤務医の方がより「将来が危うい」と感じているからかもしれません。

高齢者の3割負担に反対の理由の中で「受診控えで病状の悪化につながる懸念がある」がありますが、これについて「受診控えで死亡や重い病気の発生が増えたという信頼性の高い研究報告はない」と記事にはあります。窓口負担が「5割になる」と言われれば、さすがに控えるケースもあるかもしれませんが、1割が3割、ざっくり3倍にはなりますが、500円が1500円に、1000円が3000円になったとしても、症状が重そうな場合は病院には行くと思います。

以前から書いていますが、個人的には大賛成です。世論と反対のことばかりやる高市政権ですが、これも「高齢者の支持を失う」として見てみぬふりをするのでしょうか。

 

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Jリーグ/MD1/ガンバ大阪4-3浦和レッズ 2026_7_16 #50-245

2025-26シーズンのJリーグの開幕戦を、パナソニックスタジアムに見に行ってきました。Jリーグの観戦は久しぶりです。

ガンバ大阪と浦和レッズの開幕戦は通算5度目らしいですが、Jリーグ元年の1993年5/16もガンバとレッズの対戦でした。

実はその試合、私は大学生でしたが、ちょうどライブで観戦しました。今から33年前。懐かしすぎます。

まだパナスタはもちろんエキスポシティも観覧車もなく、パナスタのすぐお隣の万博記念球技場でした。サッカー部のGK2人と、レッズのGK土田を見に行こうと張り切って行ったら、ガンバのGK本並が止めまくって1-0でガンバが勝ちました。

それはさておき、ものすごい試合になりました。

前17分に、右からのクロスをCFの小森が相手DFをうまく抑えてヘッドで決め、レッズが先制(0-1)。

しかしその5分後に、マテウス・サヴィオがすでにイエローを1枚もらっているにも関わらず、味方がファールを受けたことに激高して突き飛ばし、2枚目で退場に。レッズは残り70分以上を10人で戦うことになります。

ガンバは、前線のジェバリとヒュメットになかなかいいボールが入らず、中盤でボールロストしてはレッズに攻められるという苦しい展開でしたが、さすがに相手が10人になるとフリーの選手も生まれ、前にボールが入りだしました。

前36分、ジェバリの胸トラからのシュート。長いVARチェックで、オフサイドもハンドもとられず、ゴールにが認められガンバは同点に(1‐1)。

さらに前半ATに、ヒュメットがクロスと見せかけ技ありのニア抜きで逆転(2-1)。

しかし後半、10人のレッズが猛攻を仕掛けます。

後33分に、右からのクロスに金子が鮮やかなダイビングヘッドを決め同点に。見事なゴールにガンバサポは黙るしかありませんでした(2-2)。

さらに2分後、左ポケットからの折り返しを南野が、古巣のガンバから値千金の逆転ゴール。レッズは10人で逆転します(2-3)。

しかし、これでは終わりませんでした。

後39分に、途中出場のウェルトンが一仕事しガンバは同点に(3-3)。

そして、こちらも2分後に、右からのクロスを植中がうまく頭に当て再逆転(4-3)。

見事なガンバ大阪の逆転勝利でした。

10人のレッズに逆転されるなど課題も多い試合でしたが、まずはホームで幸先よく勝ち点3です。

18歳のGK荒木も開幕戦デビュー。これから追いかけていく選手もできました。

W杯はもちろん楽しかったですが、Jリーグはまた違ったおもしろさがあります。サポーターの応援がとにかく熱く、それだけで気分が高揚します。自分の座席のまわりはほぼ全員、ガンバのユニを着ています。90分、ピッチを凝視して、のめりこむように応援している。この空気感はライブならではです。

近い内にまた見に来ます。帰宅して、さっそく荒木のユニをネットで買いました。納期は3~4週間。次見に行く時までに届くかな…。

時事マラソン #1818 秋春制で高パフォーマンスの試合が増える Jリーグ7日開幕

8/7の今日、サッカーJリーグの新シーズンが開幕します。半年間の特別大会、北中米W杯ときて、いよいよJリーグ初の「秋春制」がスタートします。

これまでは、会社も学校も4月はじまりですし、プロ野球も「春秋制」ですからしっくりきていました。しかし、秋春制である欧州のトップリーグとのカレンダーのずれがどうもしっくりこなくなってきてしまいました。欧州と時間軸を同じにすることで、移籍もより活発になり、移籍金収入も増えるかもしれません。

それ以上に、夏場の試合をできるだけ減らすメリットが大きいです。これまでの春開幕だと、最初はキャンプで体も作っているし、まだ暑くないので、高パフォーマンスを続けれますが、8月になると走行距離などの数値がマイナス19.1%まで落ち、シーズン終盤でもマイナス5.1%と「谷型」でした。しかし欧州5大リーグは、夏場にシーズンが始まり、涼しくなっていくにしたがって徐々に上がり、閉幕時にはプラス1%と、一度もマイナスがない「山型」を描きます。

必死にプレーする選手を責めることはできませんが、見ている方としては低強度より高強度の試合の方が断然スリリングで面白いです。欧州に移籍するにあたっても、Jリーグでプレーをしても、プレー環境が悪いせいで走行距離やプレー強度の数値が上がらず、持っている実力よりも過小評価されている部分もあると思います。

日本国内だけの競争ならそれでいいですが、サッカーは世界との競争にさらされています。何よりプレーする選手が欧州に目を向けています。日本の中に世界の水準をつくっていくのに、まずは秋春制でひとつ前進しそうです。

今シーズンは歴史的なシーズンになりそうな予感で「Jリーグ第2の誕生」とも言われています。私もその雰囲気に感化され、今夜のガンバ大阪vs浦和レッズの開幕戦を見に行こうとチケットを早々に買いました。とても楽しみです!

 

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時事マラソン #1817 女性審判、甲子園デビュー 森田真紀さん「みんなに支えられた」

第108回全国高校野球選手権奈大会が昨日5日、甲子園球場で開幕しました。

今大会は、夏の大会では初のDH導入、朝夕の二部制も昨夏の6日間から10日間に拡大しました。そして今大会は何と言っても、春夏通じて初の「女性審判デビュー」です。

栄えある第1号は、森田真紀さん、49歳。開会式直後の第1試合、仙台育英と札幌日大の試合の二塁塁審を務めました。普段は埼玉県で中学の教諭を務め、ご自身にソフトボールや野球の経験があり、高校野球の審判を務めるようになりました。2児の出産後、育児のためにグラウンドからは約10年離れていましたが、6年ほど前から再開、埼玉県大会などで経験を積み重ね、昨年は軟式野球の大会で甲子園でもジャッジ。昨日の本番に向けて着実に歩を進めてきました。

大役を終えて「本当にみんなに支えられ、無事に終えることができた」と声を震わせていたと記事にはあります。今大会では地方大会や講習会などで腕を磨いてきた5人の女性審判員が初めて起用されます。性別にとらわれず、多様な人材を登用することはとても重要なことです。いずれは、主審を務める時代も来るかもしれません。まずは、他の4人の方のデビューが待たれます。

 

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時事マラソン #1816 銀行預金に金利競争 みずほ大口向け3倍1.5%、不動産マネーに照準

なるほどなと思いました。銀行による預金の争奪戦が金利競争に発展してきました。

「金利のある日常」になってしばらくたちますが、銀行は自分たちの利幅が少なくなるので、預金金利の引き上げにはもちろん慎重です。日銀が政策金利を1%程度に引き上げても、たとえば三菱UFJ銀行の普通預金の利回りは0.4%にとどまっています。

そんな中、みずほ銀行は不動産を売買した大口顧客向けに、1年物の定期預金金利を1.5%にすると発表しました。1.5%となると、同行の通常金利(0.5%)の3倍。不動産売買契約書や本人確認書類があれば利用できるというシンプルなもので、1億円預けると1年後の税引き前受取利息は150万円になる計算です。不動産を売ってまとまった資金が手に入った時を狙う。顧客の数はそれほど多くはないでしょうが、それでも銀行としては狙いたいところです。

相続や退職金を狙った高金利商品も増えてきているようで、小口の預金との利回り差は開く一方です。

 

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時事マラソン #1815 危機モードの円安阻止、日米が協調介入発表 金利上昇の連鎖を懸念

日米両政府は昨日3日、7/31に円買いの協調介入を実施したと発表しました。7月下旬に1ドル=163円台後半という約40年ぶりの水準まで円安ドル高が進みましたが、30日からの介入で約8円、円高方向に為替相場は動きました。

日本単独の円買いの介入自体はしばしばあるものの、日米そろっての協調介入は金融危機時や災害時などを除くと極めて異例で、2011年の東日本大震災の発生直後以来15年ぶりの協調介入ときくと、レア感があります。

介入に至った背景は、高市政権の「骨太の方針」の原案が、政府の財政規律への不安を引き起こし、債券安と通貨安が同時に進んだことにあります。長期金利は一時、約30年ぶりに2.9%に達しました。

米国にも協調する事情がありました。トランプ氏は「日本との友情の証し」と言っていますが、米国債が売られ、米長期金利が上昇する事態を避けたいという思惑があります。米国の30年債利回りは、一時5.2%となり、およそ19年ぶりの高水準をつけました。

日米両政府は、マーケットに対し対抗姿勢を見せましたが、円買いは永久的にできるものではありません。世界的な金融緩和でマネーはだぶついている現状です。機関投資家と日米財務相の駆け引きは続きます。

 

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時事マラソン #1814 FIFAの子会社設立・売却計画が頓挫 独行を許したガバナンスの不全

先週のFIFAというかインファンティーノ会長のドタバタぶりはいろんなことを考えさせられました。

先月閉幕した北中米W杯での横暴。出場国のイランへの仕打ち、一般市民には手が届きにくくなったチケット高騰、ハイドレーションブレーク導入に、27分の決勝でのハーフタイムショー、極めつけはアメリカ代表のバログン選手への出場停止取り下げ。サッカーの本質がすっかりゆがめられてしまいました。公平性も担保されないスポーツ大会は気持ちの持っていきようがありません。

そして今回のW杯の運営を子会社化し、株式の一部を売却する計画。スポーツ団体が事業会社を切り分けること自体は珍しくなく、サッカーのスペインやフランスの国内リーグもファンドの資金力で収益拡大を図っています。しかし、今回UEFA(欧州サッカー連盟)を筆頭に、北中米カリブ海やアジア連盟などほぼすべてから総スカンを食らったのは、何の説明も議論もせず、「多数決の原理で決めたい」と文書で唐突に知らせたからです。

今回のW杯の主催国のひとつであるアメリカは、代表監督の招へいに当たり、アメリカのファンドが資金集めに奔走しました。なので、アメリカ代表にはもっと勝ち進んでほしいと、悪知恵を絞って出場停止取り下げを裏で画策したと言われています。いくら出資比率を当初は20%以下にとどめるとはいえ、そんなファンドがW杯自体を裏で操るのでは…と疑ってしまいます。しかも子会社の買い手にトランプ米大統領の親族の投資会社も含まれているとは、開いた口がふさがりません。

結局、子会社設立と売却計画は引っ込めましたが、これで終わりにはしないでほしいです。

 

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時事マラソン #1813 食品消費税、27年4月から1% 高市首相「私が2年で確実に戻す」

高市首相は昨日30日に、食料品の消費税率を2027年4月から2年間に限定で現行の8%から1%に引き下げる意向を表明しました。自民党の臨時役員会で同案を党の意見として集約するよう指示。8月上旬に閣議決定し、秋の臨時国会に関連法案を提出する段取りです。首相が決めたとしても、すぐに実行されるわけではないところが、民主主義のいいところです。

昨晩の夕食中にNHKをつけていたらちょうど会見だったんですが、せっかくのおいしい夕飯が台無しになりそうなので、テレビを消しました(笑)

もう悪手も甚だしいです。社会保障費が右肩上がりに増えている現状で、消費税増税するならまだしも2年間限定とはいえ7%の減税。5兆円分の税収減の具体策は明らかにされず、赤字国債にも頼らないと。国民が広く負担する消費税と、働く現役世代が主に負担する社会保険料が二大財源ですが、後者にはさすがに今以上に手は入れれないでしょう。

財源以上に問題なのが、2年後に8%に戻す際の「増税感」です。「いや、上げるんじゃないんです。元に戻すんです」といっても値札はガンと上がります。さらにいうと、2年間7%減税しても、まず7%物価が下がりません。他の国でも思うほど下がらなかった事例もあります。さらには、企業は原料高・コスト高を価格に転嫁したいでしょうから、売値は下げにくいです。

財源確保が不透明で、将来の増税の「爆弾」も抱えた日本の円はますます安くなりそう。それを見越してか、為替介入を行い急激に円高に振れているのは、政権の焦りのひとつです。

それよりなにより一番驚いたのが「2年後に私が確実に8%に戻す」というコメントです。2年後も自分が首相であり続けると思っているんですね。謙虚さのかけらもありません。28年夏には参院選が、衆院も30年2月が任期満了なので、それまでに選挙がありそうです。ほんと、変なことばっかりする高市政権です。

 

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