セパックボラの日記

時事、サッカー、旅、インドネシア。見たこと、考えたことを記録しています。

幕末の天才・大給恒(松平乗謨) 「超マルチタレント」の生涯

年に1回の新潟県妙高市の滞在。昨日、少し足をのばして、長野県佐久市にある「龍岡城五稜郭」に行ってきました。

龍岡城は、函館の五稜郭と並び、日本に2つしかない星形(五角形)の城郭なんですが、この城を建てた人物の人生がとても面白いので紹介したいと思います。

彼の名は、大給恒(おぎゅう ゆずる)。幕末までは松平乗謨(のりかた)という名の大名でした。

江戸で生まれましたが、父の隠居に伴い13歳の若さで家督を相続し、藩主に。彼が継いだ当時の藩名は「奥殿藩(現在の愛知県岡崎市)」で、領地の大部分は飛び地として長野県佐久郡田野口にありました。幕末の尊王攘夷運動など政情不安な中、彼は「いざという時は領地へ移ろう」と決意し、幕府の許可を得て信濃に引っ越し、田野口藩となります。

信濃に拠点を移したまさにその年、彼の優秀さが評価され、24歳の若さで幕府の要職「若年寄」に大抜擢されます。しかし、幕府内の激しい政治闘争に巻き込まれ、開国派・近代化派だった彼は、鎖港を主張する上司と対立してわずか1年でクビになってしまいます。

しかし、この「冷や飯」の期間が彼を輝かせます。幼い頃から西洋の軍学や科学に強い関心を持っていた彼は、フランスの築城術を独学でマスター。1864年、自らの知識を注ぎ込み、最新鋭の星形要塞の建設に着手します。これがのちの龍岡城五稜郭です。

城を建てている最中、彼のフランス式軍事知識などの専門知識が幕府に再び必要とされ、陸軍奉行に奇跡のカムバック。ついには最高権力者である老中や陸軍総裁にまで上り詰めました。

さらに彼の凄いところは、幕府が滅びたあとの明治新政府でも大活躍した点です。主な功績は以下の2つ。

①日本の勲章をデザイン「勲章制度の祖」に明治政府が国家の功労者を表彰する制度を模索する中、フランス語や西洋の諸制度に明るかった大給恒が調査を担当。日本初の国家勲章である「旭日章」などの美しいデザインを、なんと自ら筆を執って描き上げました。

②博愛社(現・日本赤十字社)を設立1877年の西南戦争の際、敵味方の区別なく負傷者を救護する組織「博愛社」を佐野常民らとともに立ち上げました。表舞台で引っ張る佐野が「父」なら、裏方で実務を支え続けた大給は「母」。のちに「日赤の母」と呼ばれるほど、深い慈愛で組織を育て上げました。

いやあ、こんなにも立派な人がいるんだなと、現地に行って初めて知って感心しました。自分が知らないだけで、歴史の裏舞台には魅力的な偉人がまだまだいるんでしょうね。

 

時事マラソン #1874 米中間選挙、民主党が上下両院で多数派奪還 トランプ共和党は大敗

注目の米中間選挙は3日に全米で投開票され、野党・民主党が連邦議会の上下両院の多数派奪還を確実にしました。

戦前は、下院は民主の勝利が確実視された一方、上院は接戦と言われていました。

しかし結果は、AP通信によると、日本時間5日午前6時時点で、下院(定数435)は民主が237、共和が139で、民主が過半数(218)を上回り、上院(定数100)は非改選議席を合わせ、民主が54、共和が44。上下両院で、「ブルーウェーブ」となりました。

さすがのボロ負けに、トランプ氏も民主について「祝意を伝えたい」と敗北を認め、その一因にイランでの軍事作戦が影響を与えたとも言及したようです。

トランプ大統領の残りの任期2年がどうなるかについて、いろんな考察記事が出ていますが、現時点では何もわからないと思います。まずは年内にどう動くかをじっくり見ていく必要があります。

さらには、民主党は中間選挙での大勝利をバックに、次期大統領選に挑むことになりますが、誰が旗頭となるのか。これから1日も無駄にできない、大事な2年間になります。

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CL/MD4/ライプチヒ2-3マンチェスター・シティ 2026_11_04 #67-262

欧州チャンピオンズ・リーグ第4節、ライプチヒとマンチェスター・シティの一戦は。シティが2-3でライプチヒを下しました。

点の取り合いになる両チームの対戦ですが、この試合もまさにそんなもつれた試合になりました。そんな組み合わせもあるんですね。

前半は、ホームのライプチヒがシティを押し込み、特に左FWのヌサ、右FWのブライトンから移籍してきたグルダなどが、かなりチャンスメイクをしていました。

しかし、先制したのは地力に勝るシティでした。

前半37分に、左からのオライリーのクロスを、DFのルケバがクリアしきれずOGに。

しかし、後半立ち上がりすぐに、ライプチヒは右サイドを突破。右SBのバクがクロスと見せかけて、ニアにシュートを決めました。

シティのGKドンナルンマはクロス対応に重心を置いていて、あまりに無抵抗にニアを抜かれてしまいました。この日もいいセーブを見せる場面もありましたが、最近ちょいちょい「あれっ?」というシーンが目につきます。

追いつかれたシティですが、そのあとすぐに左のエンディアイエからのピンポイントクロスを、ハーランドではなくエンソがヘッドで決めて勝ち越し。

またそのあとすぐに、ゴール前のショートパス交換から、エンクンク→ヌサの左足でライプチヒが同点。この後半の時間帯の点の取り合いは迫力満点でした。

そしてそして、最後の締めはやっぱりこの人、ハーランドでした。

前半は3回しか触れず、フラストレーションが溜まっていたでしょうが、さすがに後半になるとボールに絡む回数も増え、後半33分アンダーソンの右からのクロスをファーサイドにいたハーランドが押し込み、再び勝ち越しました。

ハーランドの決定力もさすがですが、攻守にハイレベルがアンダーソンの存在は日に日に増しています。こういう長い、グラウンダーのクロスからハーランドへ、というプレーはこれからも数多く見れそうです。

CLの成績は、ライプチヒは1勝3敗、シティは3勝1敗となりました。

これから代表ウィークに入り、CLは日本時間11/25が次節となり、ライプチヒはRCランスと、シティはナポリと、それぞれ対戦します。

CL/MD4/バルセロナ3-0アストン・ヴィラ 2026_11_03 #66-261

欧州チャンピオンズ・リーグ第4節、バルセロナとアストン・ヴィラの一戦は、ホームのバルセロナが3-0で快勝しました。

直近3試合、バルサは先週末のアラベス戦こそ6-1と完勝したものの、その前の2試合はCLでのパリSG戦が2-4、レアルとのエルクラシコで1-2と、強豪相手とはいえ複数失点で敗れ、今日はプレミアで上位を窺うアストン・ヴィラが相手。どんなゲームをするのか、楽しみに見ましたが、これぞバルサという試合内容でした。

アストン・ヴィラの1つの武器になりつつある、GK鈴木彩艶からのフィードをまずは抑えにかかりました。彩艶がパスを受けると、受け手を捕まえにいき、出し手としては非常に出しずらくなりました。

もちろん受け手もやりにくく、最初の失点は、彩艶から受けたパスをゴメスが自陣でパスミス。それをヤマルがかっさらい、先制。

後半7分にはフェルミンからのパスをラフィーニャが決め、追加点。

さらに19分には、左サイドでカンセロがマッギンを振り切り、ポケット近くから右足アウトでクロス。ラフィーニャがピンポイントで合わせ、

ラフィーニャは2ゴール。ラ・リーガでもすでに15ゴール。ぜひ、シンガポール遠征での日本戦に出てほしいですね。

鈴木彩艶にとっては、今後にいい経験となる試合になったと思います。こんなチームは、プレミアにはあまりなく、いつもと違った感覚だったと思います。

至近距離からのシュートストップは、相変わらず冴えていました。次に期待したいです。

時事マラソン #1873 サッカーのアジア・カップ開催延期、27年12月に 中東情勢の悪化で

来年1月に開幕予定だったサッカーのアジア杯。日本もアジア最多の4回の優勝を誇り、2011年以来の優勝とFIFAランキングのアップを狙っていましたが、中東情勢の悪化で、来年12/23~28年1/21に延期する(FIFAの日程承認はこれから)と、アジア・サッカー連盟(AFC)が発表しました。

サウジアラビアの首都リヤドの国際空港などが、イエメンの親イラン武装組織のフーシ派による攻撃が10月から激化しており、延期はやむなしですが、他国もそうですが、日本代表にとっても大変困ったことになりました。

日本代表の森保一監督は、在任8年で2度のW杯を率いましたが、このアジア杯を再度に勇退し、以降は現在はU21代表を監督として率い、28年のロス五輪を目指している大岩剛氏に引き継ぐ予定でしたが、思わぬ形で予定がかなり崩れてしまい、結果的には森保氏の短期続投・交代策が裏目に出てしまいました。

関係者の話によると、森保氏の契約延長はなく、今月のシンガポールでのブラジル戦、パラグアイ戦が最後の指揮となりそうです。

さらに問題は日本代表の今後です。アジア杯の壮行試合として予定されていた12/30の親善試合がなくなりそうなのはまあしょうがなしとして、来年12~再来年1月にアジア杯が開催されるとすると、ロス五輪予選を兼ねたU23アジア杯(日本開催)が全く同時期に予定されていて、「大岩監督、どっちを見るの?」問題があります。

U23アジア杯の方もあおりを食っての日程変更が予想されますが、開催国の日本としては調整が難しくなります。ロス五輪のアジア枠はわずかに2。何としてでも五輪に出ようと、開催国にがんばってなりました。フル代表のアジア杯奪還とロス五輪出場。日本サッカー協会は、大岩監督と両代表チームにフルサポートをお願いしたいところです。

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時事マラソン #1872 北朝鮮経済、中朝ロ供給網で3%成長 国連制裁前の水準上回る

北朝鮮の経済成長率なんてこれまで意識したことがありませんでしたが、2023年以降3年連続3%台の成長率が続いているとは驚きました。日本、余裕で負けているんですけど…。

日本の体たらくは脇に置いておくとしても(目をそらしてはいけないんですが…)、だからといって北朝鮮がうらやましいとも思いません。物資やエネルギーは隣国の中国やロシアから調達し、軍需品がひっ迫するロシア向けの武器を生産し、兵士まで送り込んでいます。国連安全保障理事会が10年前に、北朝鮮に対する貿易制限などの経済制裁をしているので、裏は分かりませんが、表向きは中露のみと思ってよさそうです。

他の資金獲得手段として、サイバー攻撃があります。米FBIは10/31、暗号資産交換業者大手バイナンスから約63億ドル(約9900億円)の資産が盗まれた事件について、北朝鮮のハッカー集団が関わっていたと発表しました。今世間を騒がしているGMOへの攻撃者として、北朝鮮のハッカー集団の名前も取りざたされています。

一部の北朝鮮の人には特需の影響が見られ、日本車などの海外の高級車を自家用として使う人が増えたり、地方都市にプルコギ専門店が続々とオープンしているといった情報も記事には書かれていますが、あいかわらず電力供給量は1990年代の水準で、ウクライナ戦争が終われば軍需品需要も収まるだろうし、そもそもが人口の4割は栄養不足に陥っている現状からすれば、特定の階層だけが潤ったとしても、北朝鮮全体に明るい未来は依然として見えてきません。

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時事マラソン #1871 群馬発「月980円から洗車放題」 トンネル式で高回転、1時間60台処理

おもしろいサービスがあるもんです。群馬、栃木、鹿児島で展開する洗車専門店「スプラッシュンゴー」。同社が手掛ける洗車機は、日本では珍しい「トンネル型」。普段よく見る、或いは利用する洗車機は1台ずつ洗う機械で、1時間に10台程度洗えますが、こちらの洗車機はトンネル型の洗車機に数台(見たところ5~6台かな)格納でき、ベルトコンベヤに車を乗せて順番に作業していきます。これだと1時間に60台が洗えるとのこと。単純計算で6倍です。

このおかげで低価格を実現でき、月980円で利用できるとのこと。1回利用なら、他と変わらず600円。月2回で元が軽くとれます。ベルトコンベヤの下からも水が出てきて、車の下部も洗ってくれるのも地味にすばらしいです。

今のところは3県で8店舗の展開です。なぜこのエリアかもおもしろく、群馬はひとりあたりの車の保有台数が0.73台と全国トップの「車社会」。さらには、隣県の栃木も含めて、スギ花粉がひどく、車がすぐに黄色くなるそうです。となると、鹿児島は桜島の火山灰。こちらも車がすぐに汚れます。洗車機が大きいので、広い土地も必要なため、首都圏などでない方が都合がよかったという理由もあります。

今後は、冬に凍結防止剤による車のサビが課題の豪雪地帯への展開もにらみます。こちらは、ボディだけでなく、車体の裏もめちゃくちゃ汚れます。2028年には全国50店舗体制を目指しているとのこと。新規の半分近くは、北海道と東北地方が占めるのではないでしょうか。

関西にできるのはいつかなあ。

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英プレミア/M9/チェルシー2-0マンチェスター・ユナイテッド 2026_10_31 #65-260

英プレミアリーグ第9節、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は、ホームのチェルシーが2-0で勝ちました。

リーグ戦でチェルシーは5位につけ、ユナイテッドは降格圏もちらつく16位。チェルシーは欧州カップ戦がなく、一方ユナイテッドはCLも並行して戦っており、そのあたりのフレッシュさの違いが出たかもしれません。

しかし、前半はアウェーのユナイテッドの方が多くチャンスをつくっていました。トップ下のブルーノ・フェルナンデスが左に流れ、クーニャが最前線に上がり、エンベウモと2トップのような形も見られました。対するチェルシーの得点機は数えるほど。

これは後半も面白そうなゲームになるかもと思いましたが、すぐに試合は動きました。

後半5分に、CFのロジャースがするするっと中央を独力突破し、そのままシュートを決め、チェルシーが先制。ロジャースは彩艶所属のアストンヴィラから高額の移籍金で加入。イングランドW杯メンバーでもあり、これで5ゴール目。そしてプロフィールを見ると、何と誕生日が自分と同じ!ちょうど30歳下でした。今後注目していく選手がまた一人増えました(笑)

その後、直前にイエローをもらっていたのに、CKでボールを全く見ずにフォファナを肘鉄気味に突き飛ばしたリサンドロ・マルティネスがレッドカードで退場に。得たPKをパーマーが力強く蹴りこみ、ユナイテッドは2点差を10人で追いかけることに。

選手交代も行うものの、何せ1人少ないので、これ以上失点を重ねて得失点差を広げることもしたくなく、相手のチェルシーとしては2点目以降は少し余裕をもって試合を進めていました。

ユナイテッドの低調ぶりはさすがに心配です。CLは1勝2敗と黒星先行。リーグ戦はこの日の敗戦、坂元のプレミア初ゴールもあって勝利したコベントリーにかわされ、17位に。監督交代の話もチラホラ。落ち着かない日々が続きます。

一方のチェルシーは、1つ順位を上げ暫定4位に浮上。11月は、サンダーランド、リーズ、フォレストと下位のチームが多く、欧州カップ戦もないので、ここは全勝してシティやアーセナルと勝ち点差を詰めたいところです。

 

時事マラソン #1870 ベトナム1人あたリGDP、26年にインドネシア超え IMF予測

ベトナムの1人当たりGDPが2026年にインドネシアを超える見通しとなりました。

IMFの予測によると、26年のベトナムは前年比8.9%増の5259ドルで、インドネシアの5153ドルを上回り、過去10年で2倍近くに増えます。

ベトナムは26年に10%以上の経済成長を目標に掲げるくらい経済が好調。1~9月の公共投資が前年同期から46%も増え、全国で道路や空港の建設が進み、外国からの直接投資も12%増で、台湾の鴻海などが北部で生産を拡大しています。輸出も25%増と好調、韓国のサムスン電子などが拠点を持ち、電子機器やスマホを輸出しています。

ベトナムと競るインドネシアの成長率は5%程度。EV車などの直接投資はあるものの、雇用や所得の増加にはつながっていない模様で、ルピア安もドル換算された名目GDPの伸びを抑えています。

ベトナムは2030年までに1人当たりGDPを8500ドルと、現在のタイと同水準に高める計画です。タイは重い家計債務などで実質成長率は2%。一方のベトナムは、IMFとアジア開発銀行の見立てで27年は7.5%と、現在の水準よりはやや下がるものの、タイをとらえる可能性は十分ありそうです。

インドネシアに人一倍思い入れがある私としては残念なニュースですが、ベトナムの伸びは目を見張ります。

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時事マラソン #1869 岡田武史氏、JFA副会長を辞任 W杯巡る対応「信条と隔たり」

日本サッカー協会(JFA)は、元日本代表監督の岡田武史副会長が任期途中の24日で辞任したと発表しました。

JFAのサイトによると岡田氏は、自分はこれまでスポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきましたが、今回のFIFAワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあり、それを一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りましたとあります。

先のW杯では、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長とトランプ大統領の緊密過ぎる関係や、米国選手の出場停止処分猶予などが問題になりました。大会後には同会長が、W杯運営などを担う子会社設立計画を突然公表し、欧州サッカー連盟(UEFA)などの猛反発で取り下げるなど、ガバナンスも何もあったもんじゃない状態です。

来年3月のFIFA会長選で再選を目指すインファンティーノ氏をアジアサッカー連盟(AFC)のサルマン会長が指示すると表明。JFAの宮本会長もそれに同調すると話したことに対して、岡田氏は自分の信条に反するとして辞任に至ったということのようです。

岡田氏は、「日本サッカーへの影響を踏まえれば、AFCと歩調を合わせる方向性には現実的な理由があるものと理解しております」とは言っており、同じサッカー人かつ後輩として宮本会長に理解は示すものの、これ以上関わり続けるのは自分も無理だし、JFAの運営にも差し障るだろうということでしょう。

もうひとりの副会長で、Jリーグチェアマンの野々村氏の動向も気になるところです。

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時事マラソン #1868 毛沢東氏やゆのエムバペ選手謝罪、スペインリーグも 中国ファンに配慮

中国の食品大手の東鵬飲料と中国蒙牛乳業は27日、サッカーフランス代表でスペインのレアル・マドリード所属のエムバペ選手との、広告起用などの協力関係打ち切りを表明しました。

事の発端は、ネット上で拡散したインタビュー動画。エムバペ選手は自分を使ったネット上のミーム画像で気に入っているものを問われ、「私の顔を中国の独裁者に合成したミームだ」と答え、その画像をオンラインゲーム中に友人に送ったりしたそうです。

両社が協力関係を打ち切っただけでなく、中国国営中央テレビも26日夜からエムバペ選手が出場する試合の放映も停止し、広告も削除、ボイコットの様相を呈しています。

エムバペ選手は自身のXに中国時間の27日夜、フランス語、中国語、英語で記した謝罪文を投稿。「今では中国をはじめ世界中の中国系コミュニティーの多数の人々を傷つけたのを理解している」と記し、「私の言説で不快になった全ての人々に謝罪する」とした上で「私は中国の人々と歴史に対して深い尊敬の念を抱いている」と強調しました。スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」も、所属機関の責任を鑑みて謝罪するとの謝罪文を公式サイトに掲載し、火消しに躍起です。

日本でブームを巻き起こしているTBS系で放送中の「VIVANT」にも、中国の情報機関が日本の自衛隊の特殊組織を拷問するシーンに対して、中国の国営メディアが批判し、話題になっています。

日本など、自分たちの気に入らない国には遠慮なく「嫌がらせ」をしますが、やっぱり自分たちがされる方になると気分は悪いみたいです。

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時事マラソン #1867 将棋史上初の女性棋士誕生へ 西山朋佳白玲「強い方と戦いたい」

10/12に取り上げた「将棋初の女性棋士誕生か?」というニュースですが、女流タイトル最高位の白玲を5期獲得した西山朋佳白玲が、昨年導入された新制度で得ていた棋士資格になる権利を行使する意向を表明しました。

棋士になるには、男女を問わない奨励会を突破するのが基本ルートですが、西山白玲もその壁に跳ね返されてきました。しかし、2025年に日本将棋連盟は女流タイトル最高位の白玲を5期獲得すれば棋士資格を得られる新制度を導入。西山白玲は今月10日通算5期目を獲得し、棋士編入資格を得たところでした。

西山白玲の実力は棋士(四段)相当と認められていたものの、新制度ができたタイミングも西山さんに合わせてできたともいえるもので、後からできた「入口」から入っていいものか、戸惑いはあったと思います。周りからは「蹴ってほしい」という声もあったようです。

しかし、ご本人は「いろいろ考えて、最後に残ったのは強い方と戦いたい、上を目指したいという気持ちだった」ことが決断の理由とのことです。会見でのすっきりした表情が印象的でした。これからは、これまでの女流戦に加え、棋士としての「順位戦」もあり、過密スケジュールが予想されます。「女性初の将棋棋士」というパイオニアとしてのプレッシャーも相当なものがあると思います。ぜひ「女流棋界の到達点」を塗り替えてほしいと思います。

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ラ・リーガ/M10/バルセロナ1-2レアル・マドリード 2026_10_25 #64-259

スペイン・ラ・リーガ第10節バルセロナとレアル・マドリードの一戦は、アウェーのレアルが1-2でバルサを下しました。

今シーズン最初の「エル・クラシコ」。リーグ戦9戦9勝のバルサに対して、すでに2敗もしているレアル。これ以上勝ち点差を広げられたくないレアルでしたが、こんなソリッドなレアルをあんまり見たことがありません。元々能力がピカ一の選手たちが、監督の言うことをきっちり守り、球際激しく、ラインはコンパクトに保てば、さすがのバルサも好きにはできません。さすがは、モウリーニョ、スペシャルワンだなとあらためて思いました。

前半41分に左からのクロスをマルティンがクリアしたボールが近くにいたエムバペに当たってゴールに吸い込まれ、レアルが先制。

後半16分に、右からのショートCKから、ペドリのパスを受けたラフィーニャが決め、バルサが同点に。ラフィーニャはこれで10節で13ゴール目。勢いは止まりません。

ドローもちらつき始めた42分に、交代で入ってすぐのカマビンガからエースのエムバペが蹴りこみ、再びレアルが勝ち越し。このまま逃げ切りました。

レアルは、ヴィニシウスがいない分、守備をあまりしない選手がエムバペひとりだったところがプラスに働きました。そのエムバペが2ゴール。

ギュレルとディオマンデの両WGがどんどん攻め込み、ベリンガムがW杯の時さながらに献身的に動き回り、チュアメニのつぶし、シルバの機転、そしてククレジャはヤマルに自由を与えず、最後尾は半年ぶりの出場とは思えないGKルニンが立ちはだかり、もうレアルは全員がよかった印象です。

一方のバルサは無敗で突っ走ってきましたが、先日のCLでのパリ戦に引き続き、連敗となり小休止です。

デヨンクが長いケガからようやく戻ってきたのはプラスですが、気鋭のチャビ・エスパルトが負傷交代したのが気になります。

しかし、ここのところのCLビッグマッチだらけからの、ヴィラのシティ撃破からの、エル・クラシコと、お腹いっぱいの状態です(笑)

 

時事マラソン #1866 怒れる若者、米中間選挙に嵐呼ぶ 「AI・腐敗・戦争」SNSで増幅

注目の米中間選挙まで10日を切りました。トランプ政権と共和党の逆風が伝えられますが、特に若者の怒りが目立ちます。「シルバー民主主義」とも言われる日本と違って、米国は若者が多いですから、若年層の投票行動が選挙結果に大きく影響します。

米エマーソン大の調査によると、29歳以下は73%が上下両院選で民主党候補に投票すると回答。下院選は民主党が優位に立ち、上院も共和党が議席を持つテキサスなど6州で接戦となっているようです。1998年以来上院選で民主党が勝ったことのない南部テキサス州で、およそ40年ぶりの番狂わせの可能性があるという記事も紹介されています。

若年層の怒りは、①インフレと就職難による生活苦、②政治の腐敗リスク、③中東での終わりなき戦争の3つが挙げられます。

AIに押されて就職難が目立ち、トランプ一族の暗号資産ビジネスに辟易とし、イラン攻撃が彼ら彼女らに絶望感をもたらしています。

10年前の「トランプ旋風」は政策的に見捨てられた中西部の中高年層が原動力でしたが、今回の台風の目は見捨てられた若者の怒りが目立っています。

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英プレミア/MD8/アストン・ヴィラ2-1マンチェスター・シティ 2026_10_24 #63-258

英プレミアリーグ第8節、アストン・ヴィラとマンチェスター・シティの一戦は、ヴィラが2-1でシティを下しました。

もうずいぶん前から、この試合を楽しみにしていました。鈴木彩艶がリーグ戦全勝のシティに対してどんなプレーを見せるのか、20:30キックオフという大変見やすい時間帯ということもあり、珍しく試合開始前からスタメンもしっかり頭に入れ、スタンバっていました。

結果は、ホームのヴィラが90分間、全く集中力を切らさずハードワークをし、ゴール前ではしっかり体を張り、少ないチャンスは確実に仕留め、上位チームに勝つにはこれしかないというサッカーでした。

交代選手を含めて全員が頑張りましたが、攻撃陣では何といっても2ゴールのニコラス・ジャクソン。

前半立ち上がり6分に、浮き球のパスをグエイが処理ミスし、ジャクソンが決めてヴィラが先制。

後半7分に、エンディアイエからのクロスをハーランドにヘッドで決められ、シティが追いつきますが、15分に途中交代のエンバイエの右からのクロスをジャクソンが沈め、勝ち越し。2ゴールとも見事でした。

そして、守備のヒーローはGKの鈴木彩艶でした。ボールに関与したプレーでミスは全くなく、枠内シュートも的確に弾き、持ち味のキックも存分に見せていました。

雨が降っていて、風もあり、何ともプレーしにくいコンディションでした。

シティのドンナルンマは世界最高のGKのひとりですが、この日に限っては彩艶の方が上でした。

ジャクソンの1点目は体に近いシュートだったので、このクラスのキーパーなら何とか止めたい。

そして2失点目も、自分の頭上の強シュートだったので、一番キーパーの手が届きにくいところでしたが、彩艶は後半に一発、そのコースを手ではじき出し、これにはびっくりしました。

足元のプレーは、もう断然彩艶が上。世界のGK番付が少しずつ変わってきている、そんな予感のするゲームでもありました。

シティは、シェルキの出来次第で、チームのパフォーマンスが変わるのが気になりました。彼が機嫌よくプレーできているとチームも前向きだけど、この試合のように前半にイエローをもらい、前半のみで交代とかなると、どうもネガティブな感じがチームに漂うように見えます。2-4で負けたCLのパリ戦でも同じように思いました。

「司令塔」問題をマレスカ監督がどうしていくか、今後注目したいところです。