時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「それでも中国が好きだ」台湾、知られざる素顔

「蔡は軍を掌握できていない」とはなかなか衝撃的で、「知られざる台湾」です。台湾統一を掲げる中国が実際に軍事侵攻したら...。日本も対岸の火事では済まない環境に置かれていますが、中国と向き合う台湾軍の事情は思ったよりも複雑、というよりも深刻です…

大日本印刷が「PBR1倍宣言」始まったJTCの逆襲

「JTC」ってどこの企業だったかなと思ったら、「ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー」の略でネットでよく使われる言葉だそうです。もちろんいい意味で使われるのではなく、日本の伝統的な大企業に共通する、内向きで硬直的な組織運営や企業文化を皮…

ライプチヒ2-1フランクフルト 2023_02_25 #016

見どころの多い両チームで、楽しみなマッチアップでした。 両チームとも、欧州チャンピオンズリーグのグループステージを勝ち抜き、ベスト16に進出。リーグ戦も5位と6位。好チームであることは間違いありません。 両チームとも週の真ん中に、そのCLラウンド1…

ウクライナ侵攻、今日で1年 小泉悠さんから学ぶ

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めて今日で1年になります。いろんな考察が出ていますが、小泉悠さんの分析がとても分かりやすくて、かつ独自目線もあって勉強になります。同じ日経で小泉悠さんの解説動画(約23分)もあり、こちらの方がこの新聞記事より…

韓国出生率0.78過去最低、OECDで最下位

日本の少子化は喫緊の課題で政府もようやく少子化対策に重い腰を上げつつありますが、お隣の韓国はさらに深刻で、2022年の合計特殊出生率が0.78と、前年の0.81からさらに低下しました。 韓国では18年に出生率が初めて1を割り込みましたが、新型コロナウイル…

ブライトン0-1フラム 2023_02_18 #015

イングランド・プレミアリーグ第24節、ホームのブライトンがフラムを迎えた一戦は0-1。ブライトンは痛い黒星を喫しました。 勝ち点35同士で並んだブライトンとフラム。両チームともプレミアのトップ4でもトップ6でもない中堅チームではありますが、中堅でも…

新しい連載小説「陥穽 陸奥宗光の青春」

楽しみな連載小説が、日経朝刊で3/1から始まります。 主人公は、明治の悲願だった欧米列強との不平等条約改正に尽力した外交官、「日本外交の父」とも呼ばれる陸奥宗光です。陸奥は、紀伊藩出身ながら脱藩をし、かの坂本龍馬と行動を共にしました。彼の師・…

バイデン大統領、ウクライナのキーウを電撃訪問、侵攻後初

ロシアのウクライナ侵攻から1年を前にして、アメリカのバイデン大統領がウクライナの首都キーウを予告なしに電撃訪問し、同国のゼレンスキー大統領と会談しました。 「世界各国が連合を組む」と支援継続に向けた国際社会の結束を強調。バイデン氏のウクライ…

首相がLGBT関係者と面会、法整備へサミット前に強まる圧力

岸田首相は17日午後に、LGBTなど性的少数者の支援団体の関係者と官邸で面会しました。元首相秘書官の荒井氏による差別発言に関し、「極めて不適切なものであり、不快な思いをさせたことに対し心からおわびを申し上げたい」と陳謝しました。しかし、岸田首相…

アストン・ヴィラ2-4アーセナル 2023_02_18 #014

イングランド・プレミアリーグ第24節。アストン・ヴィラのホームに乗り込んだアーセナルが2-4で勝利をし、連敗ストップとなりました。 ホームでのシティ戦で痛い敗戦をし、暫定ながら首位陥落。公式戦4戦、リーグ戦も3戦勝利がなく、チーム状態に陰りが見え…

ダルビッシュの立ち振る舞いが素晴らしい

今日から宮崎でWBCに向けた侍ジャパンの合宿が始まります。WBC関連のニュースがこれからも増えてくると思いますが、パドレスのダルビッシュ有投手の立ち振る舞いが素晴らしいなと感心しています。 ダルビッシュ投手はいち早く宮崎入りして、すでに他の選手と…

アーセナル1-3マンチェスター・シティ 2023_02_15 #013

イングランド・プレミアリーグ第12節(延期分)、今後を占う首位攻防の重要な一戦は、マンチェスター・シティが3-1とアーセナルに完勝。1試合消化試合が少ないアーセナルは、リーグ首位を暫定ですがシティに譲りました。 ひょっとしたら冨安が先発出場するか…

J2町田、黒田新監督 青森山田育てた名将、昇格に挑む

日本サッカーのプロリーグであるJリーグが誕生して今年が30年。J2に異色の新人監督が登場します。雪国のハンデも何のその、青森山田高校を率い、その名を全国にとどろかせた黒田剛監督が52歳にしてプロの世界に転身、町田ゼルビアを率いてJ1昇格に挑みます。…

日本、中国のTPP加盟後押しを

私と同じことを考えてくれている衆院議員さんがいました。立憲民主党所属で当選1回、現在は党の政調会長補佐を務める太栄志(ふとりひでし)さんでした。存じ上げない方だったんですが、45歳で生まれてから中学まで沖永良部島で過ごし、鹿児島のれいめい高か…

アーセナル1-1ブレントフォード 2023_02_11 #012

イングランド・プレミアリーグ第23節、アーセナルvsブレントフォードの一戦は1-1のドロー、アーセナル所属の冨安健洋の出場はありませんでした。 前節に下位のエヴァートンに痛い敗北を喫した首位のアーセナルでしたが、ブレントフォードの粘りに苦しみなが…

フィリピンのマルコス大統領、台湾有事になら「我々も巻き込まれる」

来日したフィリピンのマルコス大統領が、台湾有事の際に「フィリピンが巻き込まれないシナリオは考えにくい」となかなか際どい発言を日経新聞との単独インタビューで語っています。 台湾有事を巡ってマルコス氏は「そのような紛争が起こらないことを祈る」と…

日銀総裁なぜ辞退?雨宮副総裁の2つの信念

政府は日銀の黒田総裁の後任に、経済学者である植田和男元審議委員を指名する人事を固めたというニュースが先週広がりました。意外な人選だったようですが、新聞紙上などで本命として名前が挙がっていた、雨宮副総裁がなぜ政府の打診を固辞したのか、そこに…

フライブルグ2-1シュツットガルト(堂安、遠藤、原口、伊藤出場)2023_02_11 #011

今回ドイツ・ブンデスリーガを見て、初めてのマッチハイライトを書きます。 2023年1月からサッカーを再び見始めたんですが、目的は昨年のサッカーW杯カタール大会での日本代表の活躍に感銘を受け、次の北中米大会まで日本人選手をウォッチし続けようと。カタ…

クリスタル・パレス1-1ブライトン(三笘薫出場)2023_02_11 #010

イングランド・プレミアリーグ第23節、クリスタル・パレスとの「M23ダービー(M23は、ロンドンとブライトン&ホーブを繋ぐ高速道路のこと)」マッチに挑んだブライトンでしたが、1-1のドロー決着になりました。 今回初めて、夜中の0時キックオフからリアルタ…

相続財産、投資に回す秘策あり

マネックスグループ・グローバルアンバサダーのイェスパー・コール氏が「相続税を投資に振り向ける仕組みを構築してはどうか」と、とても興味深い提言をされています。 日本が貧しくなったと言われて久しいですが、基本的なマクロ経済の現実として、日本は過…

美術館、情操育む「第三の場」

私も美術館が好きで、ここのところ年に数回は足を運んでいます。ただ、「アート好き」かと言われればそこまでではなく、音声ガイドは聞きながら鑑賞はしますが、対話型鑑賞会なども興味はありますが、そこまではしません。 実際の美術館は作品をみるだけでな…

国産ジェット、迷走の末撤退 三菱重工の開発費1兆円に

三菱重工業が、国産ジェット旅客機事業から撤退すると昨日発表しました。 2008年の事業化決定から約15年。6度も開発期限を延期し、当初1500億円としていた開発費は最終的には1兆円規模に膨らみました。サンクコストとするにはあまりに巨額です。同社はボーイ…

エヴァートン1-0アーセナル(冨安健洋出場)2023_02_04 #009

イングランド・プレミアリーグ第22節。エヴァートンのホームに乗り込んだリーグ首位のアーセナルでしたが、リーグ戦では久々に敗北を喫しました。 アウェーとはいえ、降格圏内に沈むエヴァートンが相手ですから、勝ち点3も期待できましたが、とにかくエヴァ…

「ヨドバシ百貨店」の衝撃 小売業界の未来占う

先日、次女とヨドバシカメラの梅田店に行ってきました。ノートパソコンを買いに久々に足を運んだのですが、相変わらずの熱気・活気と品ぞろえは、さすが梅田店だけで年商1000億円超、家電量販店で日本一の売上です。売り場にいるスタッフさんもみんな丁寧で…

同性婚巡る発言、欧米メディア「政権に打撃」

同性婚を巡り差別発言をした荒井首相秘書官の更迭を欧米の主要メディアも相次いで報じています。荒井氏の発言内容はあまりに酷く、文字にするのも躊躇するくらいです。 英BBCは「日本は性別役割分業や伝統的な家族の価値観に縛られ、G7で唯一同性婚を認めて…

ブライトン1-0ボーンマス(三笘薫出場)2023_02_04 #008

イングランド・プレミアリーグ第22節。ボーンマスをホームに迎えたブライトンは、1-0で勝利しました。 ボーンマスは、リーグ19位と降格圏にいるチームですが、そうとは思えないエネルギッシュなチームで、前半はボーンマスの方にチャンスが多い印象でした。 …

ソニーG新社長の十時裕樹氏 ロマンとそろばんを持つ熱血漢

ソニーの大きな人事が発表されました。 2日、十時裕樹副社長兼最高財務責任者(CFO)が4/1付で社長兼最高執行責任者(COO)兼CFOに昇格する人事を発表。吉田憲一郎会長兼社長は代表権のある会長として最高経営責任者(CEO)も引き続き兼ねるとのことで、事実…

EUの再生エネ、初めてガスを抜く 昨年22%

EUで風力や太陽光など再生可能エネルギーの発電量が2022年、初めて天然ガスを抜いたことが分かりました。 英シンクタンクが1/31に公表した報告書によると、22年のEUの風力と太陽光の発電量は3ポイント強増の全体の22%となり、1ポイント弱増のガスを初めて抜…

日本電産の納入先を新天地に 関氏、鴻海でEV再挑戦

数日前に発表されたこの人事にも驚かされました。日本電産の社長を2022年に辞任した関潤氏が台湾の鴻海精密工業を再起の場として選びました。 関氏は日産の生産技術畑で副最高執行責任者を務めていた2020年に、永守会長から誘われ日電産の社長に就きました。…