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藤井八冠が展望する将棋王座戦本戦「藤本渚五段に注目」

今日取り上げるのは「将棋」です。日経主催で将棋8大タイトルのひとつである「王座戦」の挑戦者決定トーナメントが明日開幕します。

昨年2023年のこの王座戦を獲って、藤井さんは史上初の八冠独占となりました。豊島九段ら本戦シード者4人、予選を勝ち抜いた12人、合わせて16人が、藤井聡太八冠への挑戦権をかけて戦います。

将棋に詳しくない私でも名前と顔が一致する棋士が多く出場します。羽生善治九段と佐藤康光九段が1回戦で激突するなんてアツすぎます。渡辺明九段と佐々木大地七段も、藤井さんが注目している1戦と語っています。

その中でも藤井さんの本命予想は、永瀬拓矢九段と言います。昨年の王座戦で、藤井さんは永瀬王座(当時)に勝って八冠を総なめしました。藤井さんに奪われるまでは5期続けて永瀬さんが王座を守っていたくらいですから、王座戦の対局は誰よりも豊富です。獲られたタイトルは奪い返すと意気込んでいることでしょう。

そして、藤井さんの対抗馬予想は、藤本渚五段だそうです。齢18歳。デビュー初年度に歴代4位の勝率8割5分0厘をたたき出した注目の最年少棋士。藤井八冠もまだ21歳ですが、それに続く棋士の旗頭が藤本さんのようです。

その藤本さんと1回戦で対戦するのが、なんと鈴木大介九段。これまでタイトル挑戦2度の実力者で、現在はプロ雀士と二刀流で活躍中。Mリーグ、2023-24シーズンに新規参入したBEAST Japanextにドラフト1巡目3番目で指名され、Mリーグの舞台ででも剛腕がさく裂。私を筆頭にビーストファンは「二刀流ブルドーザー」の虜になりました。残念ながらビーストはレギュラーシーズンで敗退してしまったので、大介さんは王座戦に集中できるというわけです。

藤本五段と大介さんの対決に注目です。

 

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