時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

日本4-2トルコ 2023_09_12 #46

サッカー日本代表の国際親善試合。欧州シリーズの2戦目はトルコとの対戦で、結果は4-2と2連勝で締めくくりました。

日本もトルコも前の試合からのインターバルが少ない中での試合。日本は、ドイツ戦の先発から、伊藤洋輝以外の10人をフレッシュにしました。

前半に、伊藤敦樹が豪快にミドルを叩き込み先制。その後も中村敬斗が2ゴールを挙げ、3点をリード。ゴール前でのチャンスをしっかり決めきる決定力は素晴らしかったですが、攻守においてぎこちなさが目立つ展開に。

特に守備面はマークがやや甘く、せっかくマイボールにしてもおさまる場所がなく、久保建英までいけば何とかなりそうなものの、ドイツ戦の鎌田大地のように気の利いたところにいる選手があまりいないように見えました。

前半終了間際に1点返され、後半にもう1点とられ、1点差に。さすがにしびれを切らしたのか、遠藤航を投入し落ち着きにかかると、伊東純也が自ら得たPKを、4年間所属したゲンクのゴールに決め2点差に。最後は、大御所の冨安健洋まで投入して締めくくりました。

前回のカタールW杯の第2戦のコスタリカ戦で先発を5人入れ替えました。決勝トーナメント以降のことを考えて、できるだけ選手の疲労を分散させたいという意向もあってですが、0-1と敗れてしまいました。

第2戦で入れ替えるか、第3戦で入れ替えるかは、相手次第ではあると思いますが、いずれにしろ優勝を目指すのであれば、メンバーは入れ替えて疲労を溜めないようにしたい。

それを考えると、個人的には5人ではなく、もっと入れ替えてもいいのではと思っていました。もうGKとあと3人くらいはそのままで、7人くらいを入れ替えるとかですね。

昨日の試合は、10人入れ替えたわけですが、やっぱり10人も替えるとこれくらいのクオリティになってしまうんだといういいシミュレーションになったと思います。

メンバーを大幅に入れ替えても、質の高いゲームができるようになれば、またひとつW杯優勝に近づくのではと思いました。