時事マラソン

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大の里、破竹の9連勝 新十両記録に並ぶ

以前に取り上げた注目力士の大の里。

もうひとりの新星で先場所11勝を挙げた伯桜鵬は肩のケガで休場しましたが、こちらの大の里は新十両記録に並ぶ初日から無傷の9連勝。日体大時代に2年連続アマチュア横綱、5月の夏場所に幕下10枚目格付け出しデビュー(ふつうはもっと下位番付から)した大器が、いよいよ本領を発揮し始めました。

前回の名古屋場所が東幕下3枚目で4勝3敗に終わり、初土俵からわずか2場所での十両昇進とはなったものの、イマイチの成績に終わりました。新十両の場所でどうかなと思っていたら、破竹の9連勝。

夏場所のデビュー戦で黒星を喫するなど、注目されるとよく負けた師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の現役時代に似ているところも愛嬌があります。師匠も「僕の若いころをみているかのよう。そういうところはまねしなくていいのに」と苦笑いする。

新十両優勝に向けて、残り6日間に注目です。

 

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