欧州チャンピオンズリーグ第1節の注目のカード、久保建英の所属するレアル・ソシエダvsインテルの一戦は1-1とドローに終わりました。
戦前の予想通り好ゲームになりました。
インテルは、前年のCLのファイナリスト。惜しくもシティに敗れましたが、インテル復権を印象付けました。今シーズンも選手ががらりと入れ替わりましたが、セリエAでは開幕から4戦4勝。13得点、失点はわずかに1。前節はACミランを5-1で粉砕するなど、絶好調でスペインに乗り込んできました。
しかし、ホームのソシエダも負けていません。前節、優勝候補のレアル・マドリードに2-1で敗れはしたものの、強度の高いゲームをして、CL初戦に臨みました。
前半早々の4分に、前線からハイプレスを見せ、敵陣でボールをかっさらって、ブライス・メンデスが叩き込み見事に先制。
ただ、ここから追加点が取れそうで取れなかったのが痛かった…。
タケ久保も、ダブルマークにつかれるなどがっちり包囲され、得意のカットインからのシュートも数えるほど。CKなどからいい配給もしたものの、インテルの老獪な守備が功を奏しました。
先制ゴールから80分以上踏ん張ったものの、主戦のテュラムやサンチェスを前線に投入し決壊寸前…。ついに後半42分、背番号10でエースのラウタロ・マルティネスに蹴りこまれてしまいました。
ホームでの勝ち点が3から1に減ってしまいましたが、グループDでは頭一つ抜けていると言われているインテルからの勝ち点獲得は、まずまずの出足と思っていいでしょう。次節のザルツブルグ戦では勝ち点3が期待されます。