時事マラソン

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アストン・ヴィラ2-4アーセナル 2023_02_18 #014

イングランド・プレミアリーグ第24節。アストン・ヴィラのホームに乗り込んだアーセナルが2-4で勝利をし、連敗ストップとなりました。

ホームでのシティ戦で痛い敗戦をし、暫定ながら首位陥落。公式戦4戦、リーグ戦も3戦勝利がなく、チーム状態に陰りが見えてきたアーセナル

この試合も、前半早々にヴィラのワトキンスに左足できれいに決められ先制を許す厳しい展開。CBのサリバが1vs1を止めきれず。懐が深く、またぎフェイントで相手の足が若干届きにくいところにボールを置き、強いボールをクロスのネットに流し込む。世界的な選手でなくても、自分の形になったらしっかり決めきる。プレミアのレベルの高さを感じました。

先制されたアーセナルでしたが、すぐにホワイトからのクロスのクリアボールを、サカが豪快に左足で叩き込み同点に。ちょっと跳ねて浮いたボールでしたが、ダイレクトでコントロールよく突き刺しました。さすが、サカ!

しかし、前半32分にヴィラの左サイドからの崩しから、コウチーニョにきれいに決められヴィラが勝ち越し。右CBのホワイトは裏を取られてしまいました。冨安だったら、いいポジショニングで防いでたんじゃなかったかな…と思ったり。

シティ戦から中2日で、明らかに体も重そうなアーセナルでしたが、後半頑張りました。後半16分にショートコーナーから、ジンチェンコが得意の左足を振り抜き同点に。

引き分けかなあ、アーセナルよく追いついたなあと思っていたら、ロスタイムにイタリア国籍の新戦力のジョルジーニョが見事に逆転のミドル。シュートがバーに当たった跳ね返りが、アルゼンチン代表でW杯でも大活躍したGKエミリアーノ・マルティネスの頭に当たって、記録はオウンゴールになりましたが、

このジョルジーニョ。トーマス・パーティの控え的な位置づけのようですが、この試合は鋭いスルーパスを何本も供給し、ゴールも決め(オウンゴールだけど)、マンオブザマッチ的な活躍でした。

トロサールもフィットしてきており、スミス・ロウも戦線復帰真近。戦力も分厚くなっているので、ここからブーストがかかるかもです。

前節に痛いミスをしたわれらが冨安も後半34分に出場。守備だけではなく、パスをうまく引き出し、果敢にオーバーラップも見せるシーンもあり、ホワイトに疲れが見えるのであれば、また先発出場のチャンスはめぐってきそうです。

これでアーセナルはまた首位に返り咲きました。