イングランド・プレミアリーグ第22節。エヴァートンのホームに乗り込んだリーグ首位のアーセナルでしたが、リーグ戦では久々に敗北を喫しました。
アウェーとはいえ、降格圏内に沈むエヴァートンが相手ですから、勝ち点3も期待できましたが、とにかくエヴァートンの頑張りが光りました。
大柄でハードワークをする選手が多く、武闘派集団さながら。よくよくラインナップを見ると、イングランドの正GKのピックフォードを筆頭に、セネガル代表のゲイエやベルギー代表のオナナなど好選手もチラホラいますが、それでもアーセナルに比べると見劣りはします。
しかし、その通りにゲームが運ぶとは限らないのがフットボールの面白いところで、エヴァートンのハードワークにアーセナルは手を焼いていました。
後半に、身長は185cmとDFとしては普通なターコウィスキが、コーナーキックから自慢のヘッドを叩き込み、エヴァートンが先制。ホームの大声援の後押しを受け、ジョルジーニョやトロサールなど、攻撃的な選手を次々とつぎ込んだアーセナルを無失点で抑え、見事首位のアーセナルにジャイアントキリングを起こしました。
われらが冨安健洋は後半40分に、いつもの通りホワイトに替わっての出場。冨安の当面のライバルであるホワイトですが、前半に連携が合わずボールロストをしたり、ヘッドで競り負けたり、終盤もミスが目立ったので、ひょっとしたら次節は先発もあるのでは...と期待してしまいました。