イングランド・プレミアリーグ第22節。ボーンマスをホームに迎えたブライトンは、1-0で勝利しました。
ボーンマスは、リーグ19位と降格圏にいるチームですが、そうとは思えないエネルギッシュなチームで、前半はボーンマスの方にチャンスが多い印象でした。
アウェーなのでそれほど前線に人数をかけませんが、シンプルにボールを放り込み、ここというチャンスでの迫力はとても19位とは思えませんでした。
リーグで6位につけるブライトンを十分研究していて、特に右サイドの三笘のところに非常にボールが入りにくくなっている。入ったとしてもサイドバックはもちろん、ボランチも駆けつけて、スペースを消す。三笘としては非常にフラストレーションの溜まる前半でした。
両チームとも得点がないまま後半に。後半に入ると少しずつスペースはできつつあるものの、フィニッシュの精度に欠き、試合は後半40分過ぎに。
アウェーのボーンマスは5バックにして後ろをがっちり固め、勝ち点1狙い。
そこでドラマは待っていました。左からのクロスをゴール前にいた三笘が何とかタイミングを合わせたヘッド。GKにはじき出されそうになりましたが、見事にゴール!
アディショナルタイムもそのまま逃げ切り、ブライトンが1-0で勝利。勝ち点3を積み上げ、6位をキープ。三笘は公式戦3試合連発、そして2試合連続の決勝ゴールと、量産体制に入ってきました。
チームも、ケガ人がちょこちょこいたり、移籍した選手、移籍しそうだった選手などもいましたが、層もビッグクラブと同じとは言わないまでも十分厚く、デゼルビ監督も交替もうまく使い経験を積ませながら、いいチームを作り上げています。
チームの今後も、三笘の今後も、両方大きな期待が広がります。