時事マラソン

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ブライトン0-1フラム 2023_02_18 #015

イングランド・プレミアリーグ第24節、ホームのブライトンがフラムを迎えた一戦は0-1。ブライトンは痛い黒星を喫しました。

勝ち点35同士で並んだブライトンとフラム。両チームともプレミアのトップ4でもトップ6でもない中堅チームではありますが、中堅でも「これぞプレミア」というゲームを見せてくれる。さすが世界のサッカーマネーがここ英国に集まるだけのことがあると感心したゲームでした。

90分間通して、常にホームのブライトンが優勢でした。前半は重めでしたが、後半はいつ点が入ってもおかしくない試合展開。フラムは前線でボールが収まらず、チャンスもほとんどありませんでした。

チームスタッツをみても一目瞭然。ボール支配率が64:36、シュートが17:4、枠内シュートも5:2、コーナーキックも10:2。ブライトンが勝っても何の不思議もない試合ですが、これでフラムが勝つのがフットボールの面白いところ!

後半43分にカウンターから縦パス1本。途中出場のソロモンが抜けだし、左足で渾身の一撃。同節のアストン・ヴィラvsアーセナル戦のヴィラ・ワトキンスの先制ゴールと同じようなゴールでした。ブライトンのCBが追いかけ、他の選手も急行して人数的には1vs4くらいになるも、DFの届かないところにボールを置き、GKのサンチェスも届かないファーサイドに蹴りこみました。

スタッツだけ見るとフラムは劣勢でしたが、警告は実に5枚。最後まで闘い続けたことは事実です。

ネットニュースなどで、われらが三笘の調子がイマイチでえらい書かれようだったので、実際はどうかと注目してみましたが、これまでは見られないボールロストや縦への突破を止められるシーンは確かにありました。

それでも個人的には、これくらいは毎週試合をやっていたらあるよなあというレベルでした。

今の三笘はドリブル突破だけが仕事ではありません。鋭いパスで決定機をつくっているし、戻って守備もしています。トータルで考えると、7点も8点もはつけれませんが、及第点の6点くらいはつけれると思います。相変わらず、替えの利かない選手ではあります。

ブライトンは12/31第18節のアーセナル戦(2-4)以来の6試合ぶりの敗戦。勝ち点35のままで7位に転落。EL圏内の5位まで勝ち点差6とちょっと開いてしまいました。