時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

アーセナル1-1ブレントフォード 2023_02_11 #012

イングランド・プレミアリーグ第23節、アーセナルvsブレントフォードの一戦は1-1のドロー、アーセナル所属の冨安健洋の出場はありませんでした。

前節に下位のエヴァートンに痛い敗北を喫した首位のアーセナルでしたが、ブレントフォードの粘りに苦しみながらも、三笘のブライトンから加入したトロサールが後半21分に先制ゴール。

それまで粘り強く、ハードワークをしていたブレントフォードにエアポケットが空いたかのようで、右からの利き足とは逆の右足でのサカからのクロスを、走りこんだ途中出場のトロサールが押し込みました。

守備の時はがっちり5バックで引くブレントフォードに対して、巧みなパス回しで崩そうとするアーセナルですが、気の利いたドリブルができるトロサールはアーセナルのいいアクセントになりそうです。

ホームの大声援を背に逃げ切りを図りたいアーセナルでしたが、トニーに同点ゴールを献上しました。この日のトニーはマンオブザマッチ級の活躍。最前線で体を使って巧みにボールキープをし、身長179㎝とはにわかに信じられません。身長を高く申告するのは聞いたことがありますが、低くして油断させる、ということもあるんでしょうか(笑)。

貴重な同点ゴールも決め、これでリーグ戦20試合出場で14ゴール。ハーランド、ケーンに次いで堂々のリーグ3位です。

ブレントフォードはこれでリーグ8位に浮上。直近10試合負けなしと、相手としてはホント嫌なチームです。今節ブライトンが戦ったクリスタル・パレスもそうですが、プレミアのビッグ6からしても気が抜けるチームが全くない印象で、ちょっと油断したらすぐ足をすくわれます。

アーセナルも首位はキープしたものの、2位のシティとの差が勝ち点3に(消化試合数は1つ少ないですが)。

そのシティと、次節直接対決があります。これはまた楽しみな一戦です。