時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

美術館、情操育む「第三の場」

私も美術館が好きで、ここのところ年に数回は足を運んでいます。ただ、「アート好き」かと言われればそこまでではなく、音声ガイドは聞きながら鑑賞はしますが、対話型鑑賞会なども興味はありますが、そこまではしません。

実際の美術館は作品をみるだけでなく、建築を眺めたり散策したり思索したり、独りの時間を楽しめる。自分に戻れる場所といえる。つまり、家庭(ファーストプレイス)や職場(セカンドプレイス)から離れた第三の場所、サードプレイスなのだ。と記事にありますが、確かにこういう感覚はあります。

さらには、アートが引き起こす「情操」に着目しているともあります。「情動」となると、一時的なものになってしまいますが、「情操」は、たとえば美術作品に接したときに経験する、何となく心が洗われるとか、身が引き締まるといった「感情」の複合的な状況を指すと。これはライブでの音楽鑑賞などでも同じことが言えそうです。

なぜ美術館が好きかと聞かれたら「何となく」と答えていましたが、「何となく」でいいんだと知り安心しました。

 

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