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ゴールへの道、鎌田切り開け 今夜ドイツ戦

4年に一度のサッカーの祭典、W杯カタール大会が始まりました。先日アップした大予想で「アジア勢の躍進」を挙げましたが、開幕戦でアジア王者で開催国のカタールが0-2でエクアドルに負け、FIFAランクでアジア最上位のイランがイングランドに2-6と粉砕しました。「アジア勢弱し」の流れにサウジアラビアが抗うとは思いもしませんでした。優勝候補の一角のアルゼンチンに2-1で見事逆転勝利。留飲を下げました。次に日本がドイツを下すようなことがあれば、もうこれは本物です。


ただ、個人的には「初戦に絶対勝利!」とか「必ず勝ち点1を!」と息巻くのではなく、2戦目以降もやれる、世界と戦えるという手ごたえを得るような試合をして欲しいと思います。日本のキープレーヤーは何人もいますが、記事にもある通り鎌田大地選手がまずは挙げられるでしょう。所属するフランクフルトで、ドイツのバイエルンミュンヘンやスペインのバルセロナなどと日常的にバトルをしています。強い部分も弱い部分もおそらく肌で感じているはず。問題は彼のポジションですが、ボランチの守田選手がケガで使えないとなると、鎌田選手が後ろに下がる可能性もあります。所属チームでもボランチのポジションはやっているようですが、得点力の高くない日本としてはできるだけ彼をゴールに近いところに配置したい。


最後に、今夜のスタメン。自分が監督だったら、GKは権田よりサイズのあるシュミット・ダニエルに。DFはCBを吉田と富安、SBを長友と酒井。ボランチは脳震盪から復帰の遠藤と、守田にも頑張ってもらう。2列目に、久保・鎌田・そしてドイツ・フライブルグで揉まれている堂安を使いたい。そして前田のワントップ。何とかこれで前半はできれば0-0、悪くても0-1で耐えて、後半の疲れたところで、まずは伊東を、そして仕上げに三苫を投入し、ドイツをかく乱したいです。

 

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