時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

トランプ氏裁判、全34罪状に有罪評決 大統領選に打撃

トランプ前米大統領が自身の不倫の口止め料を不正に処理したとして罪に問われている裁判で、陪審団は30日、同氏を34件の罪状すべてで有罪とする評決を下しました。 量刑はファン・マーチャン判事が7/11に決定。罪はいずれもニューヨーク州刑法の「第一級事業…

中国演習「台湾侵攻の予行」米太平洋軍司令官

米インド太平洋軍のパパロ司令官が29日、日経のインタビューに答え、中国が23~24日に実施した台湾を包囲する形での軍事演習は「侵攻に向けたリハーサルのようだった」と語りました。パパロ司令官は、インド太平洋地域で有事の際に戦略を遂行する最高指揮官…

サッカー、英プレミアリーグ VARの撤廃検討へ

サッカーのイングランド・プレミアリーグで、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の撤廃が検討されることになりました。決議案を提出したのは、プレミア中位のウルバーハンプトン。6/6の年次総会に諮ることが決まったようです。 VARはプレミアに導入さ…

立憲民主党・蓮舫氏「反自民・非小池で」東京都知事選出馬を表明

これはちょっと面白くなってきました。 立民の蓮舫参院議員が、東京都知事選挙に立候補を表明しました。 現都知事の小池百合子氏はまだ出馬を表明していませんが、スポットライトを浴び続けたい人のようですし、今さら国政復帰もないでしょうから、じきに出…

大の里、史上最速優勝 師から「抑制の美学」授かる

この時事マラソンで取り上げている大相撲の大の里。まさか、まさか、こんなに早く賜杯を掲げるとは思ってもみませんでした。 大の里は今場所からちょんまげを結ったばかりで、先場所、新入幕優勝を果たした尊富士に続いて大いちょうを結えない力士の優勝とな…

イギリスのスナク首相、「早期解散」に賭け 14年ぶり政権交代現実味

スナク英首相が22日、日本の衆議院に当たる議会下院を5/30に解散し、7/4に総選挙を実施すると表明しました。演説に先立ち、チャールズ国王から議会解散の許可を得ました。 総選挙は2019年以来。来年2025年1月までに実施する決まりで、ギリギリまで選挙を先送…

アタランタ3-0レバークーゼン 2024_5_22 #30-96

UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝、アタランタとレバークーゼンの一戦は、アタランタが3-0と快勝。アタランタはEL初優勝、レバークーゼンは51試合無敗記録がここで途切れ、惜しくも準優勝となりました。 ELファイナルは、それまでのホーム&アウェーではなく…

ジャカルタ地下鉄 「日本式」輸出のショーケースに

インドネシアの首都ジャカルタで、地下鉄の延伸計画が進んでいます。 ジャカルタの都市高速鉄道(MRT)は、日本のODA支援で2019年に「南北線」が開業しました。ジャカルタ中心部で商業施設などが立ち並ぶ「ブンダランHI駅」から住宅地の南部「ルバックブルス…

万博リング、闇夜に輝く 会場シンボル 試験点灯を報道公開

来年開催の関西万博まであと約300日。なかなか機運が高まってきませんが、この大屋根リングができると「いよいよ感」が出てくるのではないかと期待しています。 そのリングで、夜間照明の試験点灯が昨日報道陣に初公開されました。シンボルの木造リングは約9…

欧州で高まるアジア安保への関心 日本重視の動きも

欧州諸国で地理的に遠いアジアの安全保障問題への関心が高まっています。 ロシアのウクライナ侵略を発端に、ロシアを支援する権威主義陣営の中国と西側諸国との対立が深まっていることが背景にあります。だから言わんこっちゃない。中国はロシアと近づけば近…

受刑者の再犯防止、国連で指針作り 日本が主導

国連やG7などの多国間外交の場で受刑者の再犯防止や社会復帰の問題が注目されているそうです。 再犯防止策に関心が高まるのは、アメリカなど各国で再犯率の高い薬物犯罪が問題になっているからです。薬物を生産したり仲介したりする供給側の解体ももちろん重…

中ロ、打算の結束 7か月ぶり首脳会談

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が7か月ぶりに会談しました。 プーチン氏が中国に頼る気持ちはよく分かります。ウクライナ侵略で欧米諸国と対立するプーチン氏にとって、中国しか経済的に頼れる国はいません。次に名前が出てくるのが、北朝鮮…

浪速のモーツァルト、キダ・タロー逝く 93歳

「浪花のモーツァルト」こと、作曲家キダ・タローさんが14日、大阪府内の自宅で亡くなりました。93歳でした。 兵庫県宝塚市生まれ、関西学院中・高・大出身は小生と全く同じ。歳は倍近く離れていますが、大先輩であります。 今の若い人たちがキダさんをどれ…

米大リーグ、蜂騒動から学ぶおおらかさ

確かに日本ではいろいろ絶対無理やろなと思いました。 4/30にアリゾナ州フェニックスで行われたダイヤモンドバックスとドジャースの試合。蜂の大群の襲来で試合開始が2時間もおくれ、業者さんが蜂を取り除いたシーンをテレビなどで見た方も多いと思います。…

中国テック企業『35歳の呪い』若い未婚者を優遇

中国テック企業の続報、先日のは日経アジアですが、今朝のは英フィナンシャルタイムズです。 中国のテック業界で、年齢が30歳代半ば以上の人材が相次いで解雇される「35歳の呪い」が注目されているそうです。 中国の労働法は、雇用主が民族や性別、宗教を理…

韓国・尹政権3年目「政治をする大統領になる」

この前新大統領になったと思ったら、もう2年が終わり、3年目に入った尹大統領。韓国の大統領は1期5年のみなので、残りの任期が気になる時期になってきました。 就任当初から「政治をする大統領になる」と思ってやってきたのでしょう。しかし、まずは野党を抑…

レバークーゼン2-2(4-2)ASローマ 2024_5_9 #29-95

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、レバークーゼンとASローマの一戦は、2-2のドロー、アグリゲートスコア4-2でレバークーゼンが決勝進出を果たしました。 昨日、一昨日のCL準決勝2ndレグ2試合を4時起きで満喫したところで、見る予定はなかったのですが、…

中国テック業界失速 技術革新、市場原理働かず

短い寄稿文ですが、今の中国・テック業界の様子が分かるいい記事でした。 中国は破竹の勢いだった経済が失速し、どうやらGDPでアメリカを超えそうにないと考えるエコノミストが増えているそうです。中国経済のけん引役になるはずのテック産業が、昔の日本の…

レアル・マドリード2-1(3-2)バイエルン 2024_5_8 #28-94

欧州チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのもう1試合、レアル・マドリードvsバイエルンの一戦は、2-1でレアルの鮮やかな逆転勝ちで、ファイナル進出を決めました。 2-2で終わった1stレグ。展開が目まぐるしく変わる、スペクタクルな2ndレグとなりました。 展…

トヨタ株の粘り腰「円安・株高」へ再転換か

昨日のトヨタの決算発表で、株価が興味深い動きを見せました。 2024年3月期の連結決算は、前期比96%増の5兆3529億円と過去最高を更新、日本企業で初めて5兆円を超えました。しかし、今期2025年3月期は一転、20%減の4兆3000億円の見込みと公表しました。決算…

パリSG0-1(0-2)ドルトムント 2024_5_7 #27-93

欧州チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、パリSGとドルトムントの一戦は、ドルトムントが0-1でぱりSGを破り、2試合合計2-0で決勝進出を決めました! 1点リードでパリに乗り込んだドルトムント、1点ビハインドでホームで戦うパリ。ホームアドバンテージを考え…

「ワークマン女子」に陰り 9期ぶり既存店減収

時事マラソンでもよく取り上げてきたワークマンですが、業績に陰りが見えてきています。 昨日発表した2024年3月期の単独決算は2期連続の最終減益になりました。円安に伴い衣料品の仕入れコストが膨らみ、売上原価が増加しました。売上高に当たる営業総収入は…

米大統領選まで半年、現職優位の歴史 落選4人

11月の米大統領選まであと半年となりました。 これまでの大統領選を見ると、ある規則性が見られます。まずひとつは「民主党と共和党が交互に務める」こと。民主バイデン→共和トランプ→民主オバマ→共和ブッシュ子→民主クリントン→共和ブッシュ父と、二大政党…

ドルトムント1-0パリSG 2024_5_1 #26-92

欧州チャンピオンズリーグ準決勝1stレグのもう1試合、ボルシア・ドルトムントとパリ・サンジェルマンの試合は、ホームのドルトムントが1-0と先勝しました。 こちらも、昨日のバイエルンvsレアルに負けず劣らずの好ゲームでした(今日の方がおもしろかったか…

伊藤忠が拾う火中の「ビッグモーター」試される再生力

伊藤忠商事は1日、中古車販売大手のビッグモーターから事業を継承した新会社、ウィーカーズを設立したと発表しました。 自動車保険金の水増し請求、顧客情報の漏洩、従業員への暴力など、ビッグモーターがやらかしたことを考えると、残す意味はあるのかなと…

バイエルン2-2レアル・マドリード 2024_4_30 #25-91

欧州チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、バイエルンとレアル・マドリードの一戦は、2-2のドロー決着となりました。 いよいよ今年のCLも残り4チームに絞られました。 これまでの戦いを見ても、1stレグのホームチームの戦い方がとても難しく感じます。リード…

空き家率最高13.8%、「放置」20年で1.8倍

総務省が昨日発表した2023年10月時点の住宅・土地統計調査によると、国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.8%になりました。 この空き家率の高さの問題ですが、空き家率が高いことが問題なら、下げるのは簡単です。需要(借りたい人)と供給(…