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レバークーゼン2-2(4-2)ASローマ 2024_5_9 #29-95

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、レバークーゼンASローマの一戦は、2-2のドロー、アグリゲートスコア4-2でレバークーゼンが決勝進出を果たしました。

昨日、一昨日のCL準決勝2ndレグ2試合を4時起きで満喫したところで、見る予定はなかったのですが、現在ドイツだけでなくヨーロッパ全体を席巻しているレバークーゼンの試合を一目見たいと、3日連続4時起きしました。これまたものすごい試合を見ることができました!

ブンデスリーガ所属のレバークーゼンは、CLベスト4のバイエルンドルトムントを差し置いて、すでに初のブンデス制覇を決めています。それだけではなく、ポルトガルベンフィカが1960年代前半に成し遂げた公式戦48試合連続無敗記録に並んでおり、今日新記録達成が懸かっていました。

ELの勝ち抜けと無敗記録継続の両方のタスクを背負ったレバークーゼン

EL1stレグは、アウェーでローマを0-2で下しており、少し気楽にホームで戦えるのではと思っていましたが、前半43分にCBのターが相手を倒してしまいPK献上、そして後半21分にはPA内で競り合いの中から微妙なハンドを取られ、2つめのPK献上。2つともを、ローマのパレデスが落ち着いて決め、2点のリードを許すまさかの展開になりました。

アグリゲートスコアも2-2に追いつかれ、無敗記録も危うしな状態になりましたが、今シーズン何度も試合終盤に劇的ゴールを決め、追いついたりひっくり返したりしてきたレバークーゼン。この日も存分に見せてくれました。

後半37分に再三好セーブを見せてきたローマGKのスビラールが右CKに触れず、すり抜けたボールが背後のマンチーニに当たり、オウンゴールで1点差に。

このままのスコアでも1stレグの貯金があるのでEL決勝には進めますが、無敗記録がかかっているので、攻撃の手を緩めないレバークーゼン

そして、お得意のATにまだまだドラマは待っていました。

トミー所属のアーセナルで長く活躍し、ドイツに行っても衰え知らずのジャカからのスルーパスを起点に、途中出場のスタニッチヘ。右サイドからのカットイン、左足シュートが左ゴールネットを揺らし、劇的な同点ゴール!いやあたまげました。

試合は2-2で、欧州新記録の49試合無敗記録達成。ELも昨年同じ準決勝で敗れたローマに雪辱を果たし、アタランタとの決勝に進出。

現役時代にリバプールレアル・マドリードで活躍したシャビ・アロンソ監督は来シーズンも指揮を執ることが決まっています。来シーズンはCLでどんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみでなりません。