セパックボラの日記

時事、サッカー、旅、インドネシア。見たこと、考えたことを記録しています。

時事マラソン #1269 大の里、史上最速優勝 師から「抑制の美学」授かる

この時事マラソンで取り上げている大相撲の大の里。まさか、まさか、こんなに早く賜杯を掲げるとは思ってもみませんでした。

大の里は今場所からちょんまげを結ったばかりで、先場所、新入幕優勝を果たした尊富士に続いて大いちょうを結えない力士の優勝となりました。初土俵からわずか7場所目での初優勝は優勝制度ができた明治42年以降、先場所の尊富士の10場所目を抜いて、最も早い記録となりました。

今年の1月の新入幕の場所で11勝4敗。3月の大阪場所は優勝争いをしての11勝4敗。そして新小結で迎えた今場所は、初日に横綱照ノ富士を破り、休場に追い込み、琴桜や霧島など大関も破り、10日目に勝ち越し。14日目には3場所続けての11勝目を挙げて単独トップに立ちました。千秋楽は、14日目に優勝争いをしていた新大関の琴桜を素晴らしい突き押しで破った関脇阿炎(あび)が相手。立ち合いで阿炎の強烈なもろ手突きに一歩も引かず、瞬く間に押し出しました。これにはびっくりしました。

初土俵から所要89場所、初優勝まで15年かかった苦労人の師匠でもある二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から、自らが現役時代に師匠からかけてもらった同じ言葉「勝った後にガッツポーズするな」との金言を授かりました。「まるで勝つことが決まっているような気持ちになった」と、同じ「暗示」をかけられた大の里も、勝てば優勝という緊迫した土俵で本来の力を発揮しました。

場所前に、部屋の20歳未満の力士との飲酒問題が発覚するという「やらかし」がありましたから、なおいっそう土俵で結果を出したいという気持ちは強かったでしょう。ただ強いだけでなく、土俵の外でも力士の範になれるよう、師匠との二人三脚が続きます。

今年中に大関、年明けには綱取りなんてことがあるのでしょうか…。

今の横綱・大関陣の不振ぶりを見ていると、すべてなぎ倒して頂点に上り詰める可能性は十分あります。

 

www.nikkei.com