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バイエルン2-2レアル・マドリード 2024_4_30 #25-91

欧州チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、バイエルンレアル・マドリードの一戦は、2-2のドロー決着となりました。

いよいよ今年のCLも残り4チームに絞られました。

これまでの戦いを見ても、1stレグのホームチームの戦い方がとても難しく感じます。リードを保ったまま2ndレグに行っても、アウェーで追いつかれでもしたら、まだ同点なのに押されている感がすごい。PK戦にでもなったら雰囲気は完全にホームチームのものです。

そういう意味では、今日のバイエルンは少なくとも2-1でリードしたまま、マドリーに乗り込みたかった。同点決着は、もはや「負け」に近い感じです。ただ、負けが決まったわけではなく、アウェーだろうと何だろうと2ndレグでひっくり返せばいいだけのことですが。

先手はレアルがとりました。試合開始からホームのバイエルンが押し込むシーンが多かったですが、前半24分。前を向いたクロースがヴィニシウスにスルーパス。マークについていたキム・ミンジェは裏をとられ、キミッヒもカバーに入れず、見事なヴィニシウスの先制弾でした。

反撃したいバイエルンは後半頭から、ザネとムシアラ、左右の槍の右・左を変えます。それが見事に当たり、後半8分には右サイドからザネが軽くカットイン、鋭いシュートを左足で叩き込み同点に。

今度は左サイドから突破したムシアラがPKを獲得。PK職人のケインがエンバペに並ぶCL8ゴールを決め、逆転。

バイエルンはこのまま試合を終わらせたかったでしょう。

しかし、対バイエルンに7試合で6勝1分けと相性のいいレアルはこのままで終わらせてくれませんでした。

後半38分、キム・ミンジェが痛恨のPK献上。ヴィニシウスがこの日2点目を真ん中に決め、同点に。このまま2-2で終了となりました。

バイエルンは負けたわけではありませんが、来週の2ndレグが少し難しくなりました。

対するレアルは逆転されたアウェーゲームを追いつき、気分的には楽でしょう。

いずれにしろ、ファイナルに駒を進めるのはどっちか、2ndレグも楽しみです!