欧州チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのもう1試合、レアル・マドリードvsバイエルンの一戦は、2-1でレアルの鮮やかな逆転勝ちで、ファイナル進出を決めました。
2-2で終わった1stレグ。展開が目まぐるしく変わる、スペクタクルな2ndレグとなりました。
展開ごとに書いていきます。
①前半27分
バイエルンのニャブリがふくらはぎの筋肉系のトラブルでピッチに座り込んでしまい、アルフォンソ・デービスに交代し、そのまま左サイドに入ります。バイエルンは貴重な交代カードを1枚前半の内に使ってしまいました。
②後半23分
ヴィニシウス・ロドリゴの2トップに翻弄されるバイエルンですが、GKのノイアーがまさに壁となり防ぎ続けていたところ、交代で入ったデービスがカットインから目の覚めるような右足シュートで先制!「決勝はドイツ対決か…」とこの時点では思ってしまいました。
③後半24分
追いかけるレアルは、モドリッチとカマビンガを投入。両ボランチを入れ替えます。後半半ばに、バイエルンゴールのネットを揺らすもVARチェックでゴール取り消し。
⑤後半31分
バイエルンはサネを下げ、キムミンジェを入れ、守備を固め逃げ切りを図ります。
④後半36分
レアルはさらにメンバー交代。バルベルデに代えてホセル、ロドリゴに代えてブラヒム・ディアスを入れます。
⑤後半40分
バイエルンは痛めたムシアラに代えてミュラーを、ケインも下げ、さらに守りを固めます。
⑥後半43分
GKノイアーのロングスローが奪われ、レアルが侵入。シュートのバウンドに合わせきれず、ノイアーが前にこぼしたところを、途中交代のホセルが詰め、レアルが同点に!
⑦後半46分
押せ押せのレアルは、左サイドの崩しから、またまたホセルが詰め逆転!VARチェックも覆らず。
ATはトータル10分以上あったものの、ケインもムシアラもザネもニャブリもいないバイエルンに跳ね返す力は残っておらず、万事休す。
とにかくすごい試合でした。
6/1のウェンブリーでの決勝は、一発勝負。国内リーグとの二冠を狙うレアルか、それとも二度目のビッグイヤーを目指すドルトムントか、楽しみです。