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ウェストハム2-2リヴァプール 2024_4_27 #24-90

イングランド・プレミアリーグ第35節。遠藤航所属のリヴァプールは、アウェーのウェストハム戦に臨みましたが、2-2のドロー。勝ち点1しか積み上げれず、首位が少し遠のいてしまいました。

3位で迎えたこの試合。中2日で、8位で骨のあるウェストハムとのアウェーゲームはなかなかきついものがありました。

ボール支配率は、前半は90:10くらいで圧倒、トータルでも71:29とほぼほぼリヴァプールがボールを握ってはいるのですが、ウェストハムのカウンターも強烈で、守備も堅く、見ている感じでは五分五分でした。

前半終了が見えてきた43分に、左のショートコーナーから、マークの少しのズレを逃さず、ボーウェンがヘッドで決め、ウェストハムが先制。

しかし、後半はクロップ監督のゲキが効いたのか、リヴァプールが押し込み、後半立ち上がり3分に、左SBのロバートソンが浮き球をうまく左足で決め同点に。

そして、後半20分には、左CKをガクポがシュート。それがウェストハムDFにピンボールのように何人かに当たりゴール(記録はOG)。

リヴァプールの勝ち点3が見えてきましたが、ウェストハムは全く引く様子はありません。

後半32分、リヴァプールが3枚替えを用意していた時に、CFのアントニオがドンピシャのヘッド決め、ウェストハムが同点に追いつきます。用意していたサラーは「なんで早くオレを入れないんだ!」とばかりに味方のクロップ監督に文句を言っているみたいでした。

遠藤航は後半34分の3枚替えの時に途中交代。いつものボランチでよく頑張っていました。

リヴァプールは、CFのガクポがあちこち動いて顔を出すのはいいんですが、結局ゴール前でのフィニッシャーは誰なの?という感じで、対するウェストハムはアントニオがしっかり結果を出したのと対照的でした。サラーがいればサラーになるのでしょうが、ちょっとそのあたりが見ていてモヤモヤしました。

リヴァプールは4位のアストンヴィラとは勝ち点差が8もありますが、上との差が、首位のアーセナルとは同試合数で勝ち点差3、2位のシティは2試合も少なくて勝ち点差2。来季のCL圏内には残れそうですが、リーグ優勝となると少し厳しくなりました。