イングランド・プレミアリーグ第17節、アーセナルvsブライトンの注目の一戦は、アーセナルの貫録勝ちとなりました。
本当は、ブライトンの三笘薫とアーセナルの冨安健洋、ちょうど同サイドで直接対決!を前から楽しみにしていたのですが、冨安のふくらはぎのケガで実現せず。でも、スタジアムには来ていて元気そうな表情が見れたのはよかったです。早い復帰を願っています。
アーセナルは、CLのPSV戦で先発8人を入れ替え、そこから中4日でベストメンバーでブライトン戦。対するブライトンは、ELのマルセイユ戦はほぼベストメンバーで戦い、そこから中2日で、メンバー変わらずアーセナル戦。この差がモロに出た試合内容でした。
アーセナルの前線からの守備というか圧がすごく、ブライトンは防戦一方。いい時のブライトンなら厳しい時間を凌ぎながら、自分たちの時間帯に引き戻すんですが、ウェルベックが交替で入ってきた時にちょっとあったくらいで、ほとんどそんな時間は来ませんでした。それくらいアーセナルはハマっていました。
前半は0-0で折り返すも、後半にCKから大裏でフリーになったジェズスがヘッドを押し込み、アーセナルが先制。
アーセナルがホームで負けたのが、昨年のブライトン戦。リーグ戦の前節でアストン・ヴィラに苦杯をなめていたので、何としても連敗は避けたいという強い思いも感じました。後半42分にハバーツが追加点。これでほぼ試合は決まりました。
三笘薫ですが、チーム全体が重くしんどい試合運びで、守備にまわる時間帯が多かったんですが、左サイドに張らず、中に絞っている時が多いのが印象的でした。
三笘が悪いとかではなく、デ・ゼルビ監督の戦術なのでしょうがないんですが、外より中は人も多く、相手もほぼ捕まえに来ているので、そこから前を向いてドリブルはしづらい。それでも中に絞らせているのなら、もっと縦パスを思い切って三笘に差し込んでいくとか、ボールを触らせてあげたいなと思いました。
これで、アーセナルは勝ち点差1でリヴァプールをかわし、リーグ首位に再浮上。今週末は眼下の敵のリヴァプールとの直接対決が控えます。