時事マラソン

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ブライトン2-2リヴァプール 2023_10_8 #56

イングランド・プレミアリーグ第8節。リヴァプールをホームに迎えたブライトンはドロー決着に終わりました。

ブライトンは、9月末のアストンヴィラ戦に6-1と大敗し、次のEL第2節はフランスのマルセとドロー。代表ウィーク明け直後はアウェーでマンチェスター・シティ戦と、今日負けるとかなり星勘定的に厳しくなる、重要なリヴァプールとの一戦でした。

リヴァプールは、5勝1分1敗で4位と好調な出足で、元々力のあるチームなので難敵ではありました。

前半20分に、相手のミスを逃さずアディングラが先制したまではよかったものの、エースのサラーに2点を献上。これは敗色濃厚という時に、左FKからダンクが押し込み同点に。リヴァプールの攻撃にも耐え、何とか勝ち点1を確保しました。

この試合のブライトンは、エストゥピニャンが欠場し、普段は三笘と反対側の右MFが主戦場のマーチが、三笘の後ろの左SBで出場。三笘が右SBでやるなんて考えられませんから、それをやりきるマーチは選手としての幅があります。

そして、ダンクとCBのコンビを組んだのが、今シーズン初出場のイゴール

ボランチも今季初先発のバレバ。カメルーン出身で「ポスト・カイセド」ともいわれる選手。先制ゴールを決めたアディングラも含め、新顔に近い選手が躍動し、それぞれがいい動きを見せていました。

GKのフェルブレッフェンの危なっかしいパスは気になるものの(実際失点にもつながったし…)、まだシーズンの序盤ですからいろいろな選手を試しながら、リーグと欧州大会(EL)を戦っていく。ブライトンは初の経験なわけですから、チームの戦力を分厚くするにはいい機会になったと思います。

最後に三笘薫ですが、ますます敵のマークが厳しくなり、ひとりやふたりでなく、3人に囲まれるシーンも見受けられ、ちょっとかわいそうなくらいでした。

周りがもっとうまくフォローをしてあげないと、左サイドが活性化しません。

そのあたりは、エストゥピニャンがいればもう少し違うのですが…。