時事マラソン

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バルセロナ1-2レアル・マドリード 2023_10_28 #63

スペイン・ラ・リーガ第11節。バルセロナレアル・マドリードの「エル・クラシコ」。普段は日本人選手が出場している試合を見て、レビューを書いていますが、さすがにこのビッグマッチは見逃せないなと、楽しみに見ました。

世界最高峰の2チーム。両チームとも国内リーグでは首位争いをしており、CLでは両チームとも3戦全勝と、今シーズンもさすがの戦いぶりを見せてくれています。

昨シーズンのCL覇者のマンチェスター・シティの牙城を揺るがすのはバルサかレアルか、そのあたりも注目してみたいなと思っていました。

前半は、完全にホームのバルサのペースでした。試合開始早々の前半6分にギュンドアンがするするっと抜け出し先制ゴール。守りの方も、サイドよりも中央からの攻撃が主体のレアルに対して、ギュンドアンとガビのボランチと4バックがうまく協力してレアルの攻撃を抑えていました。

しかし、後半7分にレアルがカマビンガを投入したところから様子が変わってきます。カマビンガとチュアメニが中盤でボールを狩りだし、後半18分にはホセルを投入し1トップにし、モドリッチも入ることにより、レアルのボールキープ率が上がってきました。

そして、後半23分にベリンガムが強烈なミドルを突き刺し、レアルが同点に追いつきます。あんな、こすり上げつつ、押し込むようなインステップキックは見たことありません。

バルサも、レバンドフスキを4試合ぶりに投入するなど選手交替で応戦します。

試合内容からして、勝ち点1同士でいいかなとはサッカーの神様は思っていなかったみたいで、ロスタイムにベリンガムがこの試合2点目となる逆転ゴールを決め、レアルが勝ち点3を取りました。

バルサは負けはしましたが、ベリンガムにやられただけで、内容としてはレアルに負けていませんでした。16歳の新星ヤマルも見れましたし、これから先も楽しみなチームであることには変わりありません。

レアルは、首位を快走していたジローナをかわし、得失点差で首位に立ちました。バルサも勝ち点差4の3位。アトレティコソシエダと続きます。