イングランド・プレミアリーグ第30節。2位のリヴァプールと9位のブライトンの注目の対決は、リヴァプールが2-1で勝利しました。
遠藤航と三笘薫び対決が見られればなお面白かったのですが、三笘はケガで離脱中。一方、遠藤はボランチにどっかと座りフル出場と、今やすっかりチームの中心選手です。何か体も一回り大きくなったように見えます。自分の調子にチームの好調さも合わさって、迷いなくプレーできているように見えました。
試合は、アウェーのブライトンが開始2分に先制。ルーズボールをウェルベックが突き刺しました。
まだ90分以上時間はあるので、慌てないリヴァプール。右にマーチ、左に三笘がいれば、両方から攻めれるブライトンですが、ふたりともおらず。左のアディングラはどんどん入り込んでいきますが、右のランプティは相手の左サイドを蓋する感じで、ほとんど攻めません。これならリヴァプールも守りやすそう。
前半27分に、右CKからルイス・ディアスが押し込み同点。
リヴァプールは、遠藤を底に、右がマカリステル、左がソボスライという「逆三角形」がとても機能しています。ディアス、ヌニェス、そしてサラーが3トップで安心してゴールに向かえます。
CFのヌニェスはリーグ戦10ゴールと結果を残してはいますが、迫力は今一歩。彼がスーパーな選手になれば、リヴァプールはもっと強くなりそう。
しかし、このチームには大黒柱のサラーがいます。この人にボールが渡れば、何かが起きそうな気がする。前半の決定機は決めきれませんでしたが、後半20分にリーグ戦16点目となるゴールを決め、勝ち越し。そのまま逃げ切りました。