時事マラソン

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ウルヴァーハンプトン1-4ブライトン 2023_08_19 #37

イングランド・プレミアリーグ第2節。ブライトンは、ウルヴァーハンプトンとのアウェーゲームを1-4で快勝しました。これで開幕から2連勝、三笘薫も今季初ゴールに1アシストと、大活躍のゲームでした。

最初、ホームのウルヴァーハンプトンが前から積極的にボールを奪いに行き、特にブライトンのCBのダンクとウェブスターにかなりプレッシャーをかけていたので、これはブライトは苦戦するかなと思っていたら、前半15分。三笘が相手陣地中央をスルスルっとドリブルで抜け出し、右足でゴールに流し込みました。昨日、前半だけはライブで見たんですが、ちょっと感動しました。

三笘は今はプレミア有数のドリブラーですが、だからゆえにもっと自分で仕掛けたらいいのにと思うことがよくあります。でも、三笘なりにここはいくところ、ここはパスをするところ、時間を稼ぐところなど、ちゃんと根拠を持ってプレーしていると思います。でもでも、今日のゴールを見たら、もっとガンガンいってほしいなとやっぱり思います(笑)後半開始早々にエストゥピニャンのゴールをアシストし、2戦連続のアシストを記録!10ゴール10アシストに向け、2戦で1ゴール2アシスト。絶好のスタートを切りました。

あと、印象に残った選手をふたり。まずひとりはミルナーです。今季から名門リヴァプールから加入した37歳の大ベテラン。プレミア出場600試合を超える重鎮が、この日は右サイドバックで走り回っていました。王様然することなく、地味な仕事をこなしている37歳のレジェンド。これはチームに好影響をもたらします。

もうひとりは、開幕から絶好調のマーチ。今日も2ゴールを決め、2試合で3ゴール。視察に来ていたイングランド代表のサウスゲート監督にもいいアピールになったことでしょう。

右サイドを主戦場とする左利きのサイドアタッカーは、現代のサッカーの花形ポジションの一つだと思います。このポジションの頂点を争うのは、今ではアーセナルのブカヨ・サカ、ブライトンのソリー・マーチ、そしてRソシエダ久保建英だと思います。

右のマーチと左の三笘、ミトマーチが好調とあらば、ブライトンもいい序盤戦を過ごせそうです。