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【2023年】Myベスト11を選んでみました

今年2023年もサッカーの試合をたくさん見ました。

基本的には、日本代表選手が出場している試合をピックアップし、80試合弱見たので、見たチームや選手にかなり偏りがあります。

最初から書いておくと、三笘薫所属のブライトン、久保建英所属のレアル・ソシエダ、冨安健洋所属のアーセナル、古橋享梧ら所属のセルティック、このあたりのチームが半分以上を占めます。

相当偏った中からのベスト11に、何の面白みもないとは思いますが、1年の最後に整理をする意味で、選んでみた11人を書いてみたいと思います。

 

       ジェズス      グリーズマン

     (アーセナル) (アトレティコ・マドリード

  三笘薫      ウーデゴール     久保建英

(ブライトン)   (アーセナル)  (レアル・ソシエダ

      旗手怜央       ライス

    (セルティック)   (アーセナル

  冨安健洋      町田浩樹      トラオレ

アーセナル)  (サンジロワーズ) (レアル・ソシエダ

            

           プロベデル

          (ラツィオ

 

【GK】

イバン・プロベデル(ラツィオ/イタリア)

鎌田大地所属のラツィオを見ていて、このGKはうまいわと思いました。昨シーズンのセリエA最優秀GKにして、タイガースの原口と同じ背番号94を背負い、CL初戦のアトレティコ戦で終了間際にゴールまで決めるという離れ業をやってのけ、ラウンド16進出に大きく貢献しました。CLだけでなく、ユーロでも活躍しそうです。

 

【DF】

アマリ・トラオレ(レアル・ソシエダ/スペイン)

同サイドのタケ久保にインサイドキックでパスを出す姿が、とても丁寧で気に入っています。31歳とベテランなのに、年下の王様を立てている感じに好感が持てます(笑)。1対1でやられることもほとんどなく、フィジカルも強い。ラウンド16でもタケ久保にいいパスの供給をよろしくお願いします。

 

町田浩樹(サンジロワーズ/ベルギー)

サンジロワーズでの試合ではなく、日本代表の試合で見るようになり、今個人的には一押しの選手です。上背がある待望の左利きのCB。チュニジア戦では左SBも務め、安定したプレーを現地で見せてくれました。冨安・板倉のCBの後釜が谷口だけでは心もとないと思っていたところに新星が現れてくれました。来年はビッグクラブへの移籍に期待大です。

 

冨安健洋(アーセナル/イングランド

日本代表、アーセナル、両方で好パフォーマンスを披露。特にアーセナルでは、ホワイトやジンチェンコなどの猛者よりも重用されるなど、日本史上最高のCBの呼び声高く、さらに伸びていきそう。チュニジア戦で、生の冨安も拝めました。現在ケガで離脱中ですが、CLのラウンド16では元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。

 

【MF】

デクラン・ライス(アーセナル/イングランド

ウェストハムから1億ポンドを超える移籍金で加入。昨シーズン2位に終わったチームの起爆剤にほんまになるの?と思っていたら「さすが100億円」、額面以上の活躍でした。中盤のアンカーにどっしり構え、185㎝よりも大きく見えます。冨安との関係も良好そうで何より。ばっちりな補強でした。ギュンドアンと悩みましたがこの人で。

 

旗手怜央(セルティック/スコットランド

現地で2回も見た旗手を選出。気が利くポジショニングが印象的。セルティックでは彼がいないと生きたボールが古橋などの前線に渡らず、代表では三笘を生かしもするし、代わりも左サイドでできる。年明けのアジア杯ではポリバレントな旗手の出番だが、怪我からの回復ぶりがとても気になります。

 

久保建英レアル・ソシエダ/スペイン)

選んだ11人の中でMVP級の活躍。国内リーグでは6G3A。数字以上に存在感を放っており、これまでのところ怪我なくほぼほぼ試合に出続けているタフさも素晴らしい。ゴールに絡むプレーだけでなく、ゴール後のお尻フリフリや、シミュレーションでイエローでも堂々としている姿も特筆。CLの決勝Tで、待望の初ゴールを期待しています。

 

マルティン・ウーデゴール(アーセナル/イングランド

悲願のプレミア制覇を目指すアーセナル。前述のライスなど新戦力は加わったものの、精神的支柱だったジャカの穴を誰が埋めるのだろうと思っていたら、ウーデゴールのチームになりました(昨シーズンから主将ではありましたが)。左利きのファンタジスタタイプは絶滅危惧種。CLも獲りにいくチームに欠かせない存在です。

 

三笘薫(ブライトン/イングランド

第2節のウルブズ戦での圧巻のドリブルシュートが、日本人史上初のプレミア月間最優秀ゴールに選ばれ、今シーズンはどれだけ活躍するんだろうと期待が膨らみました。チームも個人も、初めて欧州の大会(EL)にも挑戦中。残念ながら前節ケガをしてしまい、アジア杯も絶望になりましたが、しっかり治して後半戦に臨んでほしいです。

 

【FW】

ガブリエル・ジェズス(アーセナル/イングランド

昨シーズン惜しくもリーグ制覇を逃したアーセナルに、これという「点取り屋」がいませんでしたが、これぞ9番というFWが戻ってきました。ゴール数自体は、プレミアでは3Gですが、CLでは4G。シーズン残り半分で20G近くいきそうです。狡猾なブラジル人ストライカー…という風貌ではなく、いい人そうな表情も印象的です。

 

アントワーヌ・グリーズマンアトレティコ・マドリード/スペイン)

私の選んだ11人のMVPはタケ久保ですが、最も驚かせてくれた選手はこの人です。昨年のカタールW杯でも活躍したベテランFWですが、衰えるどころか「我が世の春」状態。シメオネ監督とは合わなさそうと勝手に思っていましたが、あれだけ走って、試合に出て、点取ってたら、きっと大丈夫なんでしょう。地元パリ五輪で雄姿は見られるのでしょうか。

 

来年1年間、試合を見続けたら、このメンバーと違う選手を選ぶのでしょうか。今、頭の中にない選手が躍動するって、考えただけでワクワクしてきます。

来年も、サッカーで楽しませてもらおうと思っています。