欧州チャンピオンズリーグ23-24シーズンのグループステージ計6節の内、半分の第3節までが今週終了しました。
グループステージの折り返しということで、ここで各グループの戦績を整理したいと思います。
まずは、グループAからDまで。
【グループA】
①バイエルン（ドイツ）9
②ガラタサライ（トルコ）4
バイエルンが3戦3勝で悠々の首位独走。戦前から勝ち抜け最有力のチームでしたが、ハリー・ケインの加入でさらにパワーアップ。優勝候補の一角に名を連ねてきそうです。次点候補のユナイテッドがまさかの連敗スタート。今週も最下位コペンハーゲンとのゲームで終盤に先制するも、その後PKを与える大ピンチ！GKオナナのスーパーセーブで何とか勝ち点3をとりました。ガラタサライとの2位争いがし烈です。
【グループB】
②RCランス（フランス）5
③セビージャ（スペイン）2
④PSV（オランダ）2
前節にランスがアーセナルに勝ったおかげで混戦になったグループB。とはいえ、アーセナルの勝ち抜けは大丈夫そう。冨安健洋の充実ぶりも素晴らしく、アーセナルの左サイドを見事に落ち着かせています。問題は2位争いで、3チームともに可能性があります。ベテラン揃いのセビージャ、国内リーグで9戦全勝で首位を独走するPSVもまだまだ巻き返しのチャンスありです。
【グループC】
①レアル・マドリード（スペイン）9
②ナポリ（イタリア）6
③ブラガ（ポルトガル）3
④ウニオン・ベルリン（ドイツ）0
タイトル奪還を目指すレアルが順調な3連勝。ベリンガムを中心にした攻撃は迫力満点。2位争いは、昨年のイタリア王者のナポリと言いたいところですが、ブラガにもチャンスがありそうです。国内リーグでは4位とまずまずで、今週もレアルに2点取られながら1点返す頑張りも見せました。得失点差も2ありますが、アウェーのナポリ戦でどこまで頑張れるか。次節のウニオン戦をナポリが落とすと2位争いは混戦になります。
【グループD】
①レアル・ソシエダ（スペイン）7
②インテル（イタリア）7
日本の宝「タケ久保」が所属するレアル・ソシエダが首位に立つ大健闘を見せています！昨シーズンのCLファイナリストのインテルが頭一つ抜けていると思われていましたが、得失点差で上回り立派の一言で、その中心に日本人選手がいるということに興奮を隠しきれません。ザルツブルグとベンフィカの突破は厳しくなりました。特に、昨年リーグを4年ぶりに制し、CLもベスト8だったベンフィカの勝ち点0はまさかの結果です。
まとめると、
グループAは、ユナイテッドが2位に滑り込めるかどうか？
グループBは、アーセナル以外の2位争いに注目！
グループCは、ブラガがナポリを裏返せるか？
グループDは、タケ久保のソシエダの首位通過なるか？？
に注目しています。
