時事マラソン

世の中の動きに対するアンテナを高く保つ

日本4-1カナダ 2023_10_13 #57

2023年10月シリーズの第1戦、新潟で行われたカナダ代表とのゲームは、4-1で日本が快勝し、昨年1-2で敗れた雪辱を果たしました。

日本は開始早々から猛攻を仕掛け、田中碧が先制。前半40分に相手のオウンゴール、42分に中村敬斗が追加点を決め、前半で3-0とリード。後半すぐに再び田中碧がゴールし、終了間際の失点がもったいなかったものの、4-1で逃げ切りました。

気になった選手、今後注目していきたい選手を3人挙げたいと思います。

ひとり目は、CBの町田浩樹。前回のトルコ戦で代表デビューをし、今回は世界の冨安健洋とCBでコンビを組みました。鹿島からサンジロワーズに昨年移籍、ベルギーで研鑽を積んでいます。サンジロワーズといえば、三笘薫も所属した、ブライトンと同じオーナーのチーム。ここで頑張れば、三笘を追ってブライトンに…と夢も広がります。190㎝と高さがあり、冨安と板倉滉に何かあった場合、谷口ではなく、町田に声がかかるよう期待しています。

ふたり目は、左SBの中山雄太。カタールW杯の直前に大けがをし、出場を逃しました。本当なら、長友ではなく中山が出ていたかも。この試合でも、体は強そうだし、技術は申し分ないし、あらためていい選手だなと思いました。できれば、英2部のハダースフィールドからプレミアのチームに移籍してほしい!個人的には、伊藤洋輝が好きな選手のひとりですが、CBでは町田が、左SBでは中山がライバルになり、DFラインの左サイドが競争激化です。

最後の3人目は、旗手怜央です。今、個人的に一押しの選手のひとり。今夏にセルティックガンバ大阪のゲームを現地で見て、これは飛び切りいい選手だと思いました。どこにでも顔が出せる、キープして時間をつくれる、ひとりくらいならすぐ剥がせると、ちょっと他の選手と違う感じがします。この試合でも途中から出てきて、左サイドでいいアクセントになっていました。4-4-2システムだと、守田や遠藤がライバルになりますが、攻撃力では旗手に分があります。ぜひそこに割り込んでほしい。

10月シリーズの第2戦、神戸でのチュニジア戦に行く予定にしています。タケ久保や上田綺世など、見たい選手がこぞって出そうで、今からワクワクしています!