欧州チャンピオンズリーグ23-24シーズンのグループステージ計6節の内、今週に行われた第4節のレビューをグループごとにしたいと思います。
早くもグループリーグ突破（2位以内）を決めたチームがあります。
まずは、グループAからDまで。
★は2位以内確定したチーム
【グループA】
①★バイエルン（ドイツ）12
③ガラタサライ（トルコ）4
バイエルンはホームで、エースのケインの2ゴールで勝利。悠々と首位通過を決めました。問題は残り3チームの2位争い。マンUは4位のコペンハーゲンを相手に、順調よく2点先制も、ラッシュフォードが相手の足を踏みつけ退場になると状況は一変。前半AT13分を生かしてコペンハーゲンが同点に追いつきます。後半マンUが勝ち越すも、見事なまでの逆転負け。勝ち点を伸ばせなかったガラタサライを得失点差でかわし、何と2位に浮上しました。最終節までもつれそうな2位争いです。
【グループB】
②PSV（オランダ）5
③RCランス（フランス）5
④セビージャ（スペイン）2
アーセナル2-0セビージャ
PSV1-0RCランス
アーセナルは、前節大活躍のGジェズスに代わって出場のトロサールが1ゴールと活躍。サカも決め、順当に勝利。冨安健洋は前半のみの出場。ケガが少し心配です。セビージャは全くいいところがなく最下位に転落。2位を争う両チームの戦いは、PSVが虎の子の1点を守り切り、ランスに勝利、勝ち点5で並びました。得失点差ではPSVが下回るものの、直接対決の勝ち点が得失点差より優位なので、1勝1分のPSVが2位に。得失点差で3も上回るのに、ランスにとっては惜しい敗戦になりました。
【グループC】
①★レアル・マドリード（スペイン）12
②ナポリ（イタリア）7
③ブラガ（ポルトガル）3
④ウニオン・ベルリン（ドイツ）1
レアルマドリード3-0ブラガ
タイトル奪還を目指すレアル。GKが事件で、クルトワに続き、今度はケパがウォームアップ中に負傷、ウクライナ代表のルニンが出場。開始早々のPKストップで流れを引き戻すと、あとは悠々の3ゴール。27シーズン連続でベスト16進出を決めました。もう1試合は、ナポリが勝って2位以内に大きく前進したかったところ、ウニオンとドロー。CL初出場のウニオン・ベルリンは初の勝ち点を獲得しました。次節のブラガ戦で初勝利を目指します。
【グループD】
①★レアル・ソシエダ（スペイン）10
②★インテル（イタリア）10
レアル・ソシエダが見事20季ぶりの決勝トーナメント進出を決めました！これは快挙！メリーノ、オヤルサバル、バレネティアと異なる選手が次々とゴールを決め、元気のないベンフィカを粉砕。CLでゴールこそないものの我らがタケ久保はしっかりゴールの起点になっています。残り2試合で初ゴールを決めてもらいましょう。インテルも残り5分で相手のハンドで得たPKを途中出場のラウタロ・マルティネスが落ち着いて決め、手堅く勝利。こちらもグループステージ突破を決めました。
今後の見どころをまとめると、
グループAは、白熱の2位争い、ユナイテッドは果たして…
グループCは、ウニオン・ベルリン、CL初勝利なるか？
グループDは、タケ久保のCL初ゴールに期待！
に注目しています。
明日は、残りのグループのレビューをします。
