時事マラソン

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アーセナル6-0RCランス 2023_11_29 #71

欧州チャンピオンズ・リーグ第5節、アーセナルRCランスの一戦は、ホームのアーセナルが6-0と完勝、グループBの首位通過を決めました。

アーセナルは引き分け以上で突破決定、勝てば首位通過。対するランスは負ければ一次リーグ敗退が決まるという、両チームにとって重要なゲームでしたが、思わぬ大差がつきました。

先月の対戦では、ランスが2-1でアーセナルを下しており、ランスは現在フランス・リーグアンで6位ですが、直近5試合は3勝1分1敗と調子を上げてきました。

しかし、前半早々13分にハバーツが先制ゴールを許す苦しい展開。ハバーツは、先日のブレントフォード戦で途中交代から決勝ゴールを決めており、これで2試合連続ゴール。この1プレー前に、冨安健洋のクロスから惜しいヘッドがあり、それを見て何か今日もやりそうな雰囲気がありました。

先制ゴールからは、完全にアーセナルのペース。何と前半で5ゴール。ランス自慢の3CBもなすすべありませんでした。

アーセナルがすごいのは、この5得点の選手がすべて違うところです。

ハバーツ、ジェズス、サカ、マルティネッリ、そしてウーデゴールと、攻撃的なポジションの5選手みんながゴールを決めました。後半のPKはジョルジーニョが決めたので、6得点すべてが異なる選手になりました。

エースFWはジェズスで間違いありませんが、彼ひとりに頼らず、どこからでも点が取れるのがアーセナルの強みのひとつです。

そして、われらがトミーも大活躍でした。今日は右SBで先発し、右FWのサカを追い越してからのクロスもいつもより見られました。

4点目のマルティネッリへのクリアっぽいロングパスで1アシスト、そして長躯オーバーラップからのクロスをウーデゴールに配給し1アシスト、合計2アシストを記録。点差が開いたこともあり、前半でお役御免となりました。

これでRCランスは、健闘むなしく1次リーグ敗退が決定。

アーセナルは、今日の戦いぶりをみると、CLでの久々の躍進が期待できそうです。タケ久保のソシエダ、鎌田大地のラツィオ、そして冨安健洋のアーセナルが1次リーグ突破となります。