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郵便料金が窮余の値上げ 封書110円、はがき85円に

郵便料金の大幅値上げに向けた議論が始まりました。

総務省は、25g以下の定型封書を84円から110円に、50g以下の定型封書も94円から110円に。そして、はがきは現在の63円から85円に引き上げる方針で、日本郵便は省令改正を受けて来秋にも値上げする方針です。

値上げ率は、25g以下が約31%、50g以下が約17%ですが、はがきが約35%と突出しています。2017年に52円から62円になり、消費税の引き上げと共に2019年に63円に値上げしたところですから、7年で約63%も上がることになります。

これだけを見ると、値上げか…と思いますが、ちょうど昨日もお歳暮のお礼のハガキを書いて1枚投函したところですが、ポストに入れるだけで届けてくれて63円は安いよなあと思っていたところでした。最近ちょくちょくお礼はハガキで出すようにしているんですが、85円になったとしてもやめないと思います。

封書も、仕事関係で月に何回かは発送しますが、25gも50gも同じ料金区分になる方が分かりやすくていいと個人的には思います。コストダウンのことを考えると、一段安い料金帯があるといいですが、重さをいちいち測るのが面倒ですし、「これくらいなら84円でいけるやろ」と投函したの封書が、重量オーバーで戻ってきたことが少なからずあります(笑)。

定形外郵便やレターパック、速達なども値上げの方針で、現金書留や内容証明などは今年の10月にすでに料金改定されています。郵便物数は減少しており、収益確保に急ぐ考えはよくわかります。取扱数が減ったからと言って、郵便事業をなくすわけにもいきませんし、我々消費者はある程度の値上げは許容する必要があると思います。

逆に、もっと利用したらいいのにと思います。私は年賀状はやめてしまったので、説得力がありませんが…。

 

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