欧州チャンピオンズ・リーグ第6節、グループE。すでにグループステージ敗退が決まっている両チームの対戦は、ホームのセルティックが2-1でフェイエノールトを破りました。
セルティックは古橋享梧と岩田智輝が先発出場。岩田はボランチでの先発出場で、とても楽しみに見ました。立ち上がりは少し硬いように見えましたが、徐々にパスをさばけてきたなと思っていた前半18分。ボールを奪いにいった時に左足をガツっとやってしまい、プレー続行不可能に。無念の途中交替となりました。
旗手も前田もおらず、岩田もいなくなってしまったセルティック。頼みは、エースの古橋のゴールですが、いい形でシュートの態勢までいかず、スコットランドと欧州の大会の違いを今日も見せつけられてしまいました。
セルティックは3トップなんですが、1列後ろのインサイドハーフの二人、今日はマクレガーとオライリーでしたが、独力突破が多く、どうしても相手にひっかけられるシーンが目立ちます。もう少し短いパス交換で中盤を突破できればいいんですが、あまり見られず、せっかく頑張って前を向いても、古橋は相手のCBにがっつり付かれており、シュートシーンまでなかなかいきません。
前半32分にペナルティエリア内でファールをもらい、パルマがPKを決めて先制。
後半残り10分を切ったところで、フェイエのミンテが左足で蹴り込み同点に。
今日も勝ち点3はお預けか…と思ったアディショナルタイムに、途中交替のラーゲルビエルケが折り返しをヘッドで押し込み勝ち越し。これが決勝点となり、セルティックが6季ぶりの白星を、CL最終戦で飾りました。
昨シーズンが未勝利だったので、それを思えば一歩前進ですが、それでもCLのグループステージを突破するには、まだまだ道のり険しです。
CL全6試合の内、セルティックは4試合も見て、ガンバ大阪との親善試合は現地でも観戦しました。グループ4位なのでELにも出れず、欧州の大会はこれにて終了。しばらくセルティックからは遠ざかりますが、国内リーグを連覇して、来シーズンのCLに期待したいと思います。