欧州チャンピオンズリーグ第4節、グループEのアトレティコ・マドリードとセルティックの一戦は、6-0とアトレティコが大勝しました。
2週間前のホームでのアトレティコ戦は、1点リードを追いつかれての2-2ドローだったセルティック。さあ後半戦残り3試合!というところで痛い大敗となってしまいました。
それもこれも、前半23分の前田大然への一発レッドが痛すぎました。
前田のいつものチェイシングでした。特にエルモソからはいいボールが前線に配給されます。前半早々にグリーズマンに先制を許したところだったので、これ以上はやらせないと、エルモソに少し強めにいったんだと思いますが、足首あたりを踏んづけてしまいました。
正直、イエローすら「あっ出るんだ」という感じで見ていました。そうしていたらVARが入りチェックしだし、オンフィールドレビューを主審が確認し、カードが黄色から赤に…。あれだけ確認しての判定なら、まあレッドなんでしょうが、ただでさえ力があるチームとのアウェーゲームで、残り70分以上を10人で戦うのは、力の劣るセルティックにとってこの仕打ちはきつすぎました。
ひとり少ないので、どうしてもスペースができてしまい、ミドルをビシバシと決められ次々と失点。セットプレーなどで辛うじてチャンスをつくっていたパルマは、主審に文句を言い過ぎてイエローをもらい、前半で交替。古橋享梧にボールが渡るはずもなく、後半17分に交替。
グリーズマンとモラタに2ゴールずつ、途中から入ったリノとサウールにもゴールを許し、計6失点。わざわざスペインまで応援に行ったサポーターの落胆ぶりは相当なものだったでしょう。
これで、セルティックの2位以内は絶望的となりました。ラツィオもフェイエノールトも2位以内を目指して、セルティック相手に全力で勝ち点3を狙ってくるでしょう。
今シーズンも勝利なしでCLを終えるのでしょうか…。