イングランド・プレミアリーグ第13節、冨安健洋所属のアーセナルは、ブレントフォードとのアウェー戦を0-1で辛くも勝利しました。
代表ウィーク明けの最初の試合。
アーセナルは、W杯南米予選のブラジル代表として3人(Gジェズス、マルティネッリ、ガブリエウ)送り込んでおり、それ以外にも多くの代表選手を抱えます。対するブレントフォードも11人も代表に出しているチームで、さすがプレミアのチームという感じです。
そんな代表ウィーク明けの試合。アーセナルとしてはアウェーのブレントフォードは決して組みやすい相手ではありませんでした。
DF陣にケガが多いとはいうものの、5バックの前に3人並び、がっちりブロックを敷いていて、アーセナルもパスは回せどなかなかシュートシーンをつくれません。
これだけなら、先日の日本相手のミャンマーと変わらないんですが、後半少しずつアーセナルを押し込むシーンも見られ、チャンスも結構作っていたのが驚きでした。
エースのトニの出場停止(賭博違反容疑で1月まで)がなければ、ゴールをこじ開けれていたかもしれません。
ブレントフォードにとっては、最低でも勝ち点1の価値は十分ある試合でしたが、そこはアーセナル、さすがでした。途中出場のハバーツが後半44分にゴール前に飛び込みヘッドで決勝ゴール。アーセナルは貴重なアウェーでの勝ち点3をゲットしました。
冨安は、中断期間を挟んでのリーグ戦3試合連続フル出場。この日は、左SBのジンチェンコではなく、右SBのホワイトに替わっての出場でした。
いい意味で、目立たぬように、はしゃがぬように、落ち着いて安定したプレーを見せていました。終盤は3バックの左CBも務めるなど、もうどのポジションを任せてもいいという安定感が伝わってきます。
アーセナルはこの日の勝利で、マンチェスター・シティを勝ち点1かわしてついにリーグ首位に浮上しました。
週明けはCL第5節のRCランス戦。前回は負けているのでリベンジなるか。その後は、ビッグ6以外のチームとの対戦が続くので、しっかりと首位固めをしたいところです。