時事マラソン

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セビージャ1-2アーセナル 2023_10_24 #61

欧州チャンピオンズリーグ第3節、セビージャのホームに乗り込んだアーセナルは、1-2と勝利し、アウェーで貴重な勝ち点3をゲットしました。

この試合、いつものジンチェンコに代わり、冨安健洋が左SBで先発、フル出場を果たしました。代表ウィーク明けの前節チェルシー戦は後半頭からの出場で、先制された難しい試合をドローに持ち込み、チームに貢献。その出来を買われての先発でした。

今日も冨安らしいプレーを連発。いつも書いていますが、とにかくポジショニングに間違いがないので、めったなことが左サイドで起こりません。さらには、左SBのポジションにこだわらず、ボランチの左、左MF、さらには最前線にも顔を出すマルチぶりで、プレーエリアが驚くほど広くなっています。

左CBのガブリエウ、左MFのライス、前線のマルティネッリなどとの相性もよさそうで、アーセナルの左サイドには何だか安心感が漂っています。

前半終了間際にマルティネッリが先制、後半すぐに、この日絶好調のガブリエル・ジェジスが追加点を決め、2点のリードを奪い、反撃を1点にとどめ、アーセナルが逃げ切りました。

対するセビージャ。セルヒオ・ラモスヘスス・ナバスなどベテランぞろいのチームですが、リーガで低迷し、監督が交代。カタールW杯ではウルグアイ代表監督だったディエゴ・アロンソ氏が指揮を執ってまだ2試合目。鎌田大地のフランクフルト時代の同僚のソウなど、各ポジションに好選手はいるんですが、イマイチかみ合っていないのが残念です。個々のタレントは劣るけど、生き生きしているレアル・ソシエダと真逆の感じです。

明日もゲームがありますが、これでグループBも半分の3試合が終了し、アーセナルが勝ち点1差でグループ首位に立ちました。前節アーセナルに勝利したランスが勝ち点1差で2位に続きます。