時事マラソン

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日本5-0ミャンマー 2023_11_16 #68

2026年北中米W杯を目指す、日本代表の戦いが始まりました。

日本は2次予選から参加で、ミャンマー、シリア、北朝鮮という実力差とは別に、非常にクセのあるというか厄介な3チームとホーム&アウェーで戦うことになります。

昨日の初戦は、3チームの中でも一番「普通」に見える、ミャンマーとのホームゲームでした。

結果は5-0と勝利し、いいスタートを切りました。

実力差通り、ミャンマーは時には6バック、7バックになるくらいがっちり引いて守り、シュートは90分でゼロ本。私がGKでも勝てそうな試合でした(笑)

それでも、もっと荒れた(ラフプレー連発等)、見ていられない試合(点差がめちゃくちゃ開く)になるのかなと思っていましたが、ミャンマーのハードワークは予想以上でした。これならシリアと北朝鮮とはいい勝負になりそうです。

日本としても、W杯予選の真剣勝負で「練習」と言ったらミャンマーに失礼ですが、来年のアジアカップなどを見据えると、がっちり引いたチームのゴールをどうこじ開けるのかというミッションに対して、成果も課題も見えたナイスゲームでした。

個人的には、鎌田大地と堂安律という、10月に呼ばれなかった選手がどれだけやれるのかに注目していました。

所属のラツィオでは出番にあまり恵まれない鎌田でしたが、日本代表ではいつも通り生き生きとプレーしていました。ボールを触る回数も多いし、いいポジショニングからの守備も光り、ナポリ戦で決めたような左足でのゴールも見事でした。

堂安律は、ポジションもタイプもタケ久保と重なるため、久保が万全なら同タイプが二人もいる?となってしまいがちです。ゴールへの意欲がより強そうなのは堂安ということがあらためて分かりました。さすが、カタールW杯で2ゴールも決めている男です。

鎌田も堂安もしっかりゴールを決め、フェイエノールトでいい時間を過ごしている上田綺世がハットトリックで1トップ争いをリードしました。おそらく、次のアウェーでのシリア戦は浅野拓磨が先発するのでしょう。

各ポジションに2人、あるいは3人が凌ぎを削る日本代表。4日後のサウジアラビアでのシリア戦も楽しみです。