キリンチャレンジカップの初戦、エルサルバドル代表との一戦は、日本が6-0のゴールラッシュで快勝しました。
試合開始1分に。左FKから谷口彰悟のヘッドでいきなり先制。しかも、その3分後ペナルティーエリア内で相手DFが上田綺世を倒してしまい、PK献上&レッドカードで一発退場。たった4分で、相手は10人になってしまいました。
日本代表の強化のことを考えれば、骨のある相手11人と戦いたかったですが、致し方ありません。
その後、怒涛のゴールラッシュで大勝となりました。
いくつか気づいた点を書いておきたいと思います。
①三笘薫と久保建英はこれからの代表の柱に
5大リーグのチームの中心選手として活躍し、来シーズン以降はCLなど欧州の大会にも出ていくふたりは、実力的にも格という意味でも、今の日本代表の中で頭一つ抜けた存在のように見えます。ひとりではなくて、ふたりいるのが大きい。これからがますます楽しみなふたりです。
②そのふたりに続くのが古橋亨梧
スコットランドのセルチックでMVP&得点王に輝いた古橋。この試合でも、途中出場し、あいさつ代わりのヘッドを決めてくれました。5大リーグではないスコットランドでの活躍なので評価が難しいですが、だからといってプレミアにいって活躍できないということは全くありません。ソン・フンミンに続く、アジア人ふたり目の得点王にならないとも限りません。
ぜひ、ポステコグルーさんと共に、来シーズンはトットナムでプレーしてほしいです。
③カタールW杯メンバーからの代替わりが進みそう
若手の突き上げもあり、ポジション争いがますますし烈になってきそうです。
FWは古橋と上田の争いに、浅野や前田はどう割り込めるか。
久保と堂安、小柄な左利きの選手がふたりいるのかどうか。伊東純也がいいよね、となれば堂安ははじき出されます。
左サイドも、三笘が外れることは(ケガ以外では)ないでしょうが、旗手怜央も途中出場の中村敬人も躍動していました。攻撃的なポジションが一気に活性化してきました。
4141のシステムになれば、1ボランチは、守田英正と遠藤航の一騎打ちになります。鎌田大地も全く安泰ではありません。次の移籍先で活躍することにより、三笘・久保ランクまで存在価値を高めれるかが勝負です。
CBのふたりは、この日は板倉滉と谷口のコンビでしたが、ブンデスで主力を張る伊藤洋輝とケガで未招集の冨安健洋が控えています。
カタールW杯メンバーからの代替わり、代替わりというには早すぎるでしょうが、それでも新陳代謝は予想以上に進んでいる気がします。
来週火曜日のペルー戦でも、多くの選手のアピールが見られそうです。