スペイン・ラ・リーガ第12節。強豪のバルセロナをホームに迎えたレアル・ソシエダですが、0-1で敗れました。
前半はソシエダのペースでした。ボール支配率もシュートチャンスも枠内シュートもすべてバルサを上回りましたが、最後のシュートにどうも思い切りがない。打てばいいのに…と思ったシーンが幾度もありました。さすが、ホームでここ15試合負けなしです。
それでも、膝の大けがから昨年末復帰し、直近6試合で6ゴールと復調してきたエースのオヤルサバルがいて、タケ久保もほぼほぼボールロストをしない。ゴールは近いと思って見ていました。
しかしそこはバルサ。存在感の薄かったレバンドフスキらを下げ、攻撃陣を4枚入れ替えました。ペドリは8月以来の出場。フェラントーレスの切れ、ハフィーニャのテクニック、新鋭ヤマルの意外性など、確実にじわじわとソシエダに迫っていきました。
後半の後半のソシエダは防戦一方。結局追加タイムに入ったラスト1プレーでバルサにゴールを決められましたが、その前にもGKのレミーロの好セーブがあったりと、陥落寸前でした。何とか勝ち点1を取りたかったし、勝ち点1の価値はある試合内容でしたが、ソシエダにとっては残念な結果に終わりました。
消化試合数に違いはありますが、ソシエダは勝ち点19のままで6位に後退。バルサは27に伸ばし3位浮上。
週明けはそろってCL第4節。バルサはシャフタール・ドネツクとのアウェーゲーム。ソシエダはベンフィカをホームに迎えます。グループDで首位を走るソシエダ。いまだ勝ち点ゼロのベンフィカとの一戦は勝ち点3が欲しいところです。