時事マラソン

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ボローニャ1-0ラツィオ 2023_11_03 #64

イタリア・セリエA第11節、ボローニャvsラツィオのゲームは1-0でホームのボローニャが勝ちました。

リーグ7位のラツィオとリーグ8位のボローニャ、勝ち点1差の直接対決でした。昨シーズン9位のボローニャ。現役時代はビッグクラブで名をはせたイタリア人のチアゴ・モッタ体制が2年目に入り、パスをめちゃくちゃ繋ぐ好チームでした。

今シーズンは、開幕戦ホームのミラン戦で負けただけで、後は3勝6分と9戦無敗。特にホームでめっぽう強く、12戦で負けたのはその開幕戦のみ。今日もその強さをいかんなく発揮しました。手堅い4バックの前に、エビシャーとフロイラーのスイス人コンビを置き、笑顔と老獪なプレーが目立つオルソリーニ。そして1トップのオランダ人のザークツィ。193㎝と長身で、攻守に走り回ります。

後半開始26秒で、そのザークツィが降りてきて、追い越したファーガソンにスルーパス。落ち着いて決め、先制。

その後ラツィオインモービレやザッカーニなど主力選手を投入し、攻勢をかけたもののイマイチ迫力不足。

鎌田大地ですが、この日もベンチスタート。ルイス・アルベルトと鎌田の同時期用では守備の強度が弱まるとの判断から、鎌田ではなくゲンドゥージを使っているようです。

鎌田の投入は後半36分から。ボローニャも1点を守るべくある程度重心が守備に下がるので、鎌田の攻撃力が生きます。しかしいかんせん時間が少なすぎる…。重心が下がるとはいえ、ボローニャのカウンターが鎌田のいるサイドに侵入してきているのも気になりました。

これで順位が入れ替わり、ボローニャは6位に順位を上げ、ラツィオは8位に下がりました。

週明けは、ラツィオはCL第4節のフェイエノールト戦が控えます。ホームでの一戦ですし、是が非でも勝ち点3が欲しいところ。鎌田の先発出場にも期待したいです。