時事マラソン

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ACミラン2-0ラツィオ 2023_09_30 #52

イタリア・セリエA第7節、ACミランのホーム・サンシーロに乗り込んだラツィオでしたが、2-0と敗れました。

中位に沈むラツィオと、この試合の勝利で首位インテルと同勝ち点で2位のミラン。2-0の点差以上に(現時点での)力の差を感じた試合内容。GKのプロデベルの好守がなければもっと点差は開いていました。

ラツィオは、未だミリンコビッチ・サビッチの抜けた穴をどう埋めるか、試行錯誤の状態。ロベッラとゲンドゥージが出ていた後半22分までは、何とかミランと中盤でやりあう去年までの状態。しかし攻撃のアイディアがルイス・アルベルトに頼るのみで単発。

鎌田とベシーノに交替してからは、パスは繋がっていい感じに攻めるものの、中盤の強度が下がる。点取り屋のインモービレがケガで15分ほどしか出れず、パフォーマンスもイマイチときては、ちょっと太刀打ちできません。

対するミランもメンバーが昨シーズンと大幅に替わったものの、ジルーやレオンなど攻撃の役者がどっしりといて、試行錯誤しつつも結果が伴う。さすがのチームでした。

ただ、ラツィオはみんなよく頑張るチームで見ていて応援したくなります。ここからサッリ監督がどうパズルを組み立てていくか、チームの戦績は芳しくありませんが、鎌田のパフォーマンスと共に、チームがどう変わっていくかも一緒に見ていきたいと思います。

ラツィオは今週はいよいよCL2戦目、日本人トリオが所属するセルティックとの一戦に臨みます。