イタリア・セリエA第9節、鎌田大地所属のラツィオは、敵地に乗り込みサッスオーロと対戦し、0-2で勝利。中位に沈んでいるラツィオですが、順位を6位まで上げてきました。
10月に入ってからのラツィオは、CLでセルティックに逆転勝ち、リーグ戦で難敵アタランタに勝利と、調子が少しずつ上がってきました。
このゲームもシステムは、4-4-2というか、4-1-4-1のよう。ロヴェッラをアンカーに置き、ゲンドゥージとルイス・アルベルトがインサイドハーフ、右にフェリペ・アンデルソン、左にペドロが張り、1トップは今日もインモービレではなく、カスティジャーノスが入る布陣。4バックのラインも高く設定し、ボールがよく動いて、とてもいい感じに見えました。
だんだんポジションが固まり、コンビネーションが深まりつつある印象を受けます。サッスオーロとの力関係が理由かもしれません。しかし、鎌田のいない11人が機能している感じは、鎌田サポーターの私たちからするとちょっと複雑な気持ちです。
実際、前半に前線からの守備の網にひっかけ、フェリペ・アンデルソンが難なく先制。その7分後に、エースのルイス・アルベルトが追加点、試合を有利に進めました。
鎌田の出場はラスト10分ほど。ルイス・アルベルトと交替し、そこそこボールは触っていましたが、いかんせん出場時間が短すぎました。
代表ウィークでは招集されなかったので、休養十分でこの試合は先発出場すると思っていましたが、わずか10分の出場。チーム内での序列もちょっと厳しい現状です。
週明けからはCL第3節もありますし、ぜひ巻き返しを期待したいです。まだシーズンはこれからです!