欧州チャンピオンズリーグ23-24シーズンのグループステージ計6節の内、今週に行われた第6節のレビューをグループごとにしました。
昨日、AからDまでをしましたので、今日は残りのグループEからHまでをレビューします。
グループステージは終了、ラウンド16に進む16チームが出そろいました!
【グループE】
①アトレティコ・マドリード(スペイン)14
②ラツィオ(イタリア)10
③フェイエノールト(オランダ)6
勝てば1位通過の可能性もあったラツィオですが、アトレティコ相手にいいところなく完封負け。ラウンド16進出は立派なんですが、どうも期待薄。鎌田大地の出場機会減が原因でしょう…。対するアトレティコは充実の首位通過。グリーズマンが「我が世の春」を謳歌しています。フェイエノールトはラツィオに一歩及ばす3位でELへ。上田綺世ももう少し出場機会が欲しかった。セルティックは最終戦で意地の1勝も最下位で終戦。古橋享梧は2ゴールでひとり気を吐きました。
【グループF】
①ドルトムント(ドイツ)11
②パリSG(フランス)8
③ACミラン(イタリア)8
ニューカッスル1-2ACミラン
ついに「死の組」の決着がつきました。ラウンド16進出への残り1枚の切符はパリSGが獲得しました。勝てば自力で進出が決まるアウェーゲームを他会場の結果も見ながらドローでしのぎ切りました。先制されたときは焦ったことでしょうが…。昨シーズンCLベスト4のミランは、勝ち点ではパリSGと並びましたが、対パリSGの成績が下回り(3-0が痛かった…)で惜しくも3位に。ニューカッスルは4位でしたが、この組での勝ち点5は立派の一言。対ドルトムント戦での連敗が尾を引きました。
【グループG】
①マンチェスター・シティ(イングランド)18
②ライプチヒ(ドイツ)12
③ヤングボーイズ(スイス)4
ライプツィヒ2-1ヤングボーイズ
すでに無風のグループG。週末のリーグ戦に備え、ターンオーバー敢行のシティは最下位のレッドスターに勝利。2位を決めているライプツィヒもヤングボーイズの抵抗にあいましたが2-1で勝利。ヤングボーイズが3位でELにまわります。
【グループH】
①バルセロナ(スペイン)12
③シャフタール・ドネツク(ウクライナ)9
④アントワープ(ベルギー)3
決しての「死の組」ではなかったのに混戦になったグループH。ポルトとシャフタールの注目の一戦は、ホームのポルトが貫録勝ちで2位を死守しました。終わってみれば6試合で4勝と力を見せました。対するシャフタールの健闘も見事でした。3点差をつけられても88分に2点差に詰め寄る不屈の精神は、戦禍の母国に勇気を与えました。そして問題はバルサです。首位通過にはなったものの、この日も最下位のアントワープ相手に自陣でのつまらないミスから2失点。追加タイムで追いつくも、さらに勝ち越しを許し金星献上。決勝トーナメントが思いやられます。
18日にはいよいよ決勝トーナメントの組み合わせが決まります。
これまた楽しみです!